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初級授業「あります・います」導入→ドリル→運用

初級授業「あります・います」導入→ドリル→運用

2014年6月17日

初級の授業例です。「あります・います」を扱った文型。
初級テキストでは「~です」という文型でも
「ここは教室です」「教室はここです」のように
似ている表現を習っていて、また「所有」の意味も
すでに習っています。

ある文型を教えるときには「差別化」がとても
大事だと思います。
そのためにはその文型を必ず使うであろう
「場面」を再現することです。

例えば上記の「ここは教室です」「教室はここです」だと、
「ここは教室です」は、場所を説明する。
「教室はここです」は教室がどこにあるかを教える。
のような場面は連想しやすいかもしれませんね。
しかし、もっと大事なのは、
じゃ「場所を説明する場面は?」「どこにあるかを教える場面は?」を
提示することです。

「場所を説明」は、初めて来た建物で、来客者に初対面の挨拶して、
案内している場面。
「場所を教える」は、例えばトイレに行きたがってる人が現れて、
「すみません、トイレ・・・トイレはどこですか」
「トイレはあそこです」のように示します。

すると学習者が頭の中で「あ~、案内の場面ね。場所を教える場面ね」と
理解できます。
学習者の理解力をうまく使いながら、「共同(協働)作業」で導入を
行うようにしましょう。

こちらで授業風景を見ることができます。

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