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2014年3月24日

就職セミナーから

先日、就職セミナーを行いました。多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
さて、今日は、就職セミナーでお話しした中から、いくつかご紹介したいと思います。

まず、日本語教師を取り巻く環境はどうなのか。
全国的に日本留学を志している学生は増加傾向にあります。特に福岡は、ここ1~2年、ベトナムやネパールからの留学希望者が急増していることもあり、非常に多くの外国人留学生が学んでいます。
この傾向が衰える様子は見られず、今後も引き続き、日本語を学びたい、と日本語学校へ入学を希望する留学生は増えるだろうと思われます。留学する学生の国籍はベトナム、ネパールが多く、中国からの留学が少なくはなっていますが、それでも福岡に留学を希望する学生は年々増加傾向です。
いろんな求人サイトをご覧になってもわかるように、日本語教師は売り手市場を言ってもいいくらいでしょう。

資格を取ったばかりの新人日本語教師にも十分チャンスがあります。
ちなみにNILSでは、経験がなくても、しっかり研修を行いますので、安心してチャレンジできます!

では、その資格はどのようなものなのか。
日本語教師として採用する際、
1. 大学で日本語教育を専攻(または副専攻)
2. 日本語教育能力検定試験合格
3. 420時間以上の日本語教師養成講座修了
のいずれかに該当しなければなりません。

ボランティアでの指導であれば、特に資格は求められませんが、日本語学校での指導を希望している方は上記のいずれかの条件に当てはまらなければなりません。
日本語教育能力検定試験は合格率が20~25%とややハードルが高いため、そう簡単に合格できる試験ではないでしょう。そうなると言い方はよくないですが、もっとも手っ取り早く資格が取れるのは養成講座でしょう。もちろん、しっかり勉強しなければなりませんが、420時間以上の受講で、日本語教師としての資格を手にすることができます。
資格を手にしたら、やはり現場で修業を重ねることですね。
養成講座の実習と現場はやはり違います。15~20名の学生を相手に授業をするとなると、やはり最初は不安です。
そうなると、しっかり、実のある研修を行う学校を選ぶのも就職活動では重要になります。

日本語学校以外にも日本語教師が活躍する場はたくさんあります。就職セミナーではほかにもいろんな話をさせていただきました。
興味がある方は是非ニューヨークアカデミーのお問い合わせください。
セミナーでお話しした細かい内容についてもご案内いたします!