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日本語講師ブログ

熱中症対策

2018年8月6日

こんにちは。日本語教師の平尾です。
暑い日が続いていますね。皆さん、体調はどうですか。夏バテなどしていませんか。
連日、テレビや新聞などで熱中症による死亡者や救急搬送されたというニュースや熱中症対策特集などが取り上げられていますね。先日、太宰府では38度を超えていました。福岡で熱中症による死亡者も出たそうです。こわいですね。熱中症の死亡者のうち、発生場所が分かっているものの半分近くは屋内で死亡しているそうです。北九州の小学校では終業式を冷房のない体育館で行わず、教室で行ったというニュースも。確かにこんな暑い日に冷房のない部屋での終業式は危険かもしれませんね。熱中症で搬送される児童生徒も多いようですし…。冷房の効いていない部屋は熱がこもって、外よりも熱いこともあります。NILSでも、学生が登校する前の3階の教室や階段や廊下などは天井からの熱でものすごい暑さです。あまりに暑すぎるので、冷房を入れても、涼しくなるまで、かなりの時間がかかります。ですので、学生が登校する前に暑い部屋はクーラーを入れるようにしています。

NILSの学生はいろいろな国から来ています。この日本の暑さに慣れない学生もいます。暑い国から来た学生もこの暑さはつらいようです(^-^; この暑い中、アルバイト先へ自転車で行ったり、午後から登校したりする学生は大変だろうなと思います。こんなにニュースで熱中症に関するニュースが流れているにも関わらず、ニュースを見ている日本人でも救急搬送されたり、死亡者が出たりしているのですから、この暑さに慣れていない留学生は熱中症に関する知識がなかったり、その危険性や対策への意識が低かったりするのではないかと思います。

NILSでは学生が熱中症にならないように、声掛けをしています。身の回りにあるものでできる熱中症対策を案内しています。冷たいタオルを首に巻く、帽子をかぶる、のどが渇いていなくても水分を取る、などなど…。気づかないうちに熱中症になっていることが多いようなので、そうならないように対策をして、気をつけることが大切ですね。

皆さんはどんな暑さ対策をしていますか。私は1日の大半を屋内で過ごしています。部屋の温度に気をつけ、のどが渇いていなくても、こまめに水分を取るようにしています。特に水分はカフェインがはいっていない麦茶を飲むようにしています。まだまだ暑い日が続きます。暑さ対策をして、この暑さを乗り切りましょう。そして、この夏を楽しみましょう(^_^)

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こんにちは。日本語教師の枝村です。

6月から7月にかけて上級生は受験シーズンに向けての準備期間でした。
6月にEJU(日本留学試験)というテストを受けます。これは日本の大学で勉強できる能力があるか測るテストです。このテストのスコアによって受験できる大学が決まりますし、スコア次第では大学が受験できるかどうか左右されるので、留学生にとっては大事な試験になります。それが終わると7月に今度はJLPT(日本語能力試験)というテストがあります。これはN1~N5までのレベルがあり、日本語のレベルを測るテストです。どちらも大事な試験でNILSでも事前に模擬テストや対策授業を行っています。まだどちらの結果も出ていませんが、学生は試験の結果を待つ一方で、進学先の情報収集に励まなければいけません。

7月5日には久留米で行われた約40校の大学・専門学校が集まる進学ガイダンスがあり、学生は1時間半の間に複数校の先生から、試験や学費の説明を一生懸命聞き、自分の進学先を探していました。学生にとっては初めて大学や専門学校の先生と直接話すチャンスでもあり、ようやく受験に対する実感がわいてきたようで、時間ギリギリまで大学・専門学校の先生と話をする学生の姿が印象的でした。
このように学生が頑張ってくれているので、私もできるだけ学生のサポートができるように情報収集につとめ、いくつかの専門学校にはNILSに来ていただき、校内説明会を企画したり、大学・専門学校の説明会に授業の合間を縫って参加したりしています。

先日は九州産業大学の説明会に参加したのですが、NILSから進学した現在4年生の学生と偶然会い、「先生、内定をもらいました!」とうれしい報告を聞くことができました\(^o^)/ また、現在1年生の学生とも会ったのですが、こちらは慣れない大学生生活が始まったばかりで、「先生、大学での勉強は本当に大変です。心が折れそうになりました。」という本音も聞くことができました。今は大学生活も楽しくなり、クラブ活動にも参加しようかなと意欲を見せていますが、最初の1か月はわからないことだらけで苦労したそうです(;^_^A さらに別の機会には福岡女子大学に進学した学生とも会え、順調に奨学金も得ながら勉強できているという状況に日本語教師としての喜びを感じました。

このような先輩たちの声を後輩にも伝え、より高い目標を持って前に進んでくれることを願いながら、いよいよこの8月から本格的に動き出す大学・専門学校の受験に向けて、学生と共に気合を入れて頑張りますp(^_^)q

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こんにちは、日本語教師の平田です。

夏もいよいよ本番!学生たちはもうすぐ夏休みなので、みんな、そわそわしています。先日は学生数人で夜のうちから出かけて、博多まで山笠を見に行ってきたそうで「ねむかった」と言っていました。ただ、次の日になるとみんな元気だったので、さすがに若いなと思いました(笑) その一方、連日の猛暑でぐったりしている学生もいます。

話を聞いてみると、まだ日本の気候に慣れていないようで、体調を崩してしまった様子。毎年のことながら、食べ物はすぐ食べないなら冷蔵庫に入れること、我慢せずにエアコンを入れること、水分はきちんと摂取することなど、これぐらいはわかるだろうではなく、きちんとしたアナウンスが必要です。学生の体調管理も日本語教師の仕事、細かいところまで目を配っていかなければいけません。

そして、夏休みが始まる前に、毎年わたしたちの学校で行っているのが「スピーチコンテスト」です。「スピーチコンテスト」は初級、中級、上級のレベルごとに学内の選考会で選ばれた学生が、前期で習った日本語の力をスピーチという形で発揮する大会です。本番のスピーチコンテストは各クラスで1~2人しか出られないのですが、選考会は全ての学生が参加してスピーチを行うのでなかなか大変な行事です。

各クラス、90分×6コマの準備時間でスピーチの原稿を書かせて、訂正して、アドバイスをして、暗記させて、スピーチの発音練習をして、スピーチのやり方を説明しなければならないので、最初は余裕があっても後半は時間に追われてしまいます(;^_^A

まず、母国語でもスピーチの経験がある学生は少ないため、原稿の書き方から教えないといけません。まず、トレーナーが起承転結になるように作ったQA形式のメモを書かせて、そこから学生が書きたいことを読み取って、具体的に学生に質問をしながら、スピーチに発展させていきます。母国語での経験もないため、日本語となると表現に物足りなさを感じるのですが、これは直しすぎてはいけません。あまり直すと、学生の文章ではなく先生の文章になってしまうので、指導を加えながら学生自身で直させるようにします。学生自身が思ったとおりのスピーチができるように、できるかぎりサポートしていきたいですね。

「スピーチコンテストまであと少し!」と学生に活を入れながら、自分自身も暑さに負けないようにがんばりたいと思います(^^)

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七夕会

2018年7月17日

こんにちは、日本語教師の十島です。7月7日は七夕でしたね。
NILSでも毎年『七夕会』という行事があります。去年までは学校で七夕の説明をしたあと、後日別の会場を借りて『七夕会』を行なっていました。日程は1日かクラス数が多かったときは2日間で行ない、内容としては、茶道・書道・折り紙体験を行なっていました。人数が少ないときは、希望者のみ浴衣を着させたりもしていました。そして、学校で外部の方から持ってきていただいた笹に自分が書いた短冊や自分で折った折り紙を飾り付けていました。
ただ、今年はクラス数が多く、別会場での実施が難しかったため、学校で行なうことにしました。当日は書道の授業が90分とホームルームで90分とり、七夕の説明・短冊書き・折り紙体験を行ないました。

書道はいつもお願いしている先生をお呼びし、学生たちに書道を教えていただきました。学生たちは線を書く練習をした後、好きな漢字を色紙に書いていました。学生の数名は入学時に漢字で当て字して作った印鑑を先生に見せて、先生に自分の名前の漢字を書いてもらっていたようです。さすがに自分で書くには難しかったようですね(笑) 教室に行くと、みんな自分で書いた色紙や先生にかいてもらった自分の名前を見せに来たので、楽しく書道体験ができていたように感じました (^-^)

折り紙・短冊書きの方は、私も自分のクラスで行ないましたが、短冊に試験のことや家族のことなどいろいろな願い事を書いていました。折り紙は七夕の説明と短冊書きの後で行なったので、私のクラスではなかなかうまく作ることができず残念でした。20名に折り紙を教えるので、パソコンの画面で折り方をアニメーションで説明しているウェブサイトを一緒に見ながら星を折ってみたのですが、器用な学生数名しか完成できませんでした (><) 残りの学生にも完成させてあげたかったのですが、少ない時間で十数人一人ずつに折り方を説明するのは中々難しいですね (^^;; 私のクラスはネパール人のクラスで、国で折り紙をやったことはなかったと聞いていたのですが、赤色と緑色の折り紙で何も見ずにチューリップを折る学生もいたので、母国の学校でしていた学生もいるようです。

私のクラスではあまりうまくできませんでしたが、他のクラスでは新聞紙で兜を作ったり、星を作っていたりしていました。特に兜を気に入る学生が多く、頭にかぶせながら、笹に短冊を飾り付けている学生もいました。
今年の『七夕会』は準備が結構大変でしたが、うまくいったようでよかったです。

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清掃活動

2018年7月10日

こんにちは、日本語教師の十島です。今回は学校行事についてのお話です。4月から新しく140名程の学生が入学したのですが、入学してすぐによく問題になるのが、タバコなどのポイ捨てや学生が住んでいる寮でのごみの捨て方です。

ポイ捨てに関しては学校周辺の家の前に捨ててしまうことがよくありました。そのため学校は禁煙にしたのですが、わざわざ学校から少し離れたところで数人でタバコを吸いに行ってしまい、近くにタバコの吸殻がたくさん落ちている、とご近所の方からお叱りのお電話をいただくこともありました。
また、ごみの捨て方に関しては指定のゴミ袋を使わないで、紙袋に入れて出したり、分別をせず捨ててしまったりすることも多く、やはり、ご近所の方やアパートの管理人さんからお叱りの電話を受けることもよくあります。

そのため、新入生には、来日後のオリエンテーションの中で、ごみの捨て方・分別の仕方について説明をするようにしています。また、授業がスタートしてからも、ホームルームなどで説明を行っています。しかし、説明ばかりしても、「またか…」と飽きて聞かなくなりますし、ごみを分別する習慣のない国から来日した学生が説明されたこと全部を覚えるというのは難しいものです。

そこで一昨年ぐらいから市役所の生活環境課の方々からもゴミ出しのルールについて、実演を交えながら説明していただくようになりました。また、今年は市役所の方々にも協力をお願いし、市内の清掃活動も実施しました。

清掃活動の日は、学生の人数が多いため7つのグループに分かれ、それぞれ別の場所でごみ拾いを行い、集めたごみを近くの公園などで学生自身に実際に分別させました。当日私が参加したグループはネパール人と、スリランカ人、そしてベトナム人の学生がいるクラスで、このグループだけでも20名いたので、半分に分かれて道路の両側を歩きながらごみを拾っていきました。あまりごみは集まらないんじゃないか、と前日までは思っていたのですが、当日は、タバコの吸殻やお菓子の袋、ビンなども多く捨てられていて、分別練習をする予定だった公園へ到着したころには学生みんな手にしていたゴミ袋が一杯になっていました(-_-;)

公園では市役所の方に来てもらい、学生たちが指定のゴミ袋へ分別した後、間違っていないか確認してもらい、間違っているときは指導をしてもらいました。実際私たちのグループではきれいなビンと割れているビンでは分別の仕方が異なることを教えていただき、学生も勉強になったのではないかと思います。
学校行事といえば、動物園へ行ったり、書道や茶道などの日本文化を体験したりというのが多いのですが、清掃活動のように日本のルールを学べる機会があるのもいいなと感じました(^_^)

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日本語教師となるための条件の一つに、「4年制大学卒業+420時間以上の養成講座修了」というものがあり、今まで全然違う業種から転職したり、退職して日本語教師になったりと日本語教師になる方には様々な方がいます。

このように日本語教師になる方のバックグラウンドは様々ですので、NILSでは、新人教師を対象にしっかりと時間をかけて研修を行います。研修が終わらなければ、授業には入れません。日本語教師養成講座もいろいろありますので、それぞれの養成講座で、何をどこまで教えているかもわからないし、教壇に立ったことがない方も多いので、研修では学校とはどういうものか、教師としての心構え、カリキュラム、授業の内容や流れについてなど、基本的なことから実践的なことまで教えていきます。

学校(組織)の一員となるからには、常勤・非常勤の別なくしっかりと規則を把握しておくことが必要です。学生に何か聞かれたときに答えられなかったり、「あの先生はこれをしてよかったのに、この先生からはだめだと言われた・・・」となったりすると、学生からの信頼は得られません。全員が共通の認識を持ち、行動することが大切です。

NILSでは、授業のメソッドや具体的な流れも研修で行います。養成講座で学んだことはほんの一部にすぎず、現場でしか体験できないこともあります。

NILSの初級クラスでは「みんなの日本語」というテキストを使用しています。このテキストは構造シラバスになっており、既習のものを使用し、未習項目を学習していくスタイルのテキストです。研修でもこの「みんなの日本語」を使用しますが、研修を行うと、必ずきかれるのが、
「テキストの練習Aはいつしますか」
「練習Bはどこでしますか」
という質問です。これは「テキスト教えている」人です。私たち教師は、テキストに書いてあることをそのままするわけではありません。テキストの練習はしっかり考えて作られてはいますが、場合によっては場面の変更や表現の追加など、学生に合わせて追加、変更しなければなりません。テキストに載っている練習はあくまでも例です。それを参考に、授業に合わせて自分で考える必要があります。私たちの仕事は「テキストを教える」のではなく、「テキスト教える」のです。

日本人だから日本語なんてわかる、テキストに練習が載っているからそのまま使おうといった人は授業のレベルは上がらないし、学生のレベルもあがりません。「教える」というのは、まず自分が教える項目について勉強する必要があるのです。「教師」という職業を選んだからには、勉強していく必要があります。

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新人教師 奮闘記

2018年6月18日

みなさん初めまして。私は今年の3月末に養成講座を修了し、4月から新人教師として働いています。以前は教師とは全く別の業界で働いておりました。このブログを通して新人の目線で感じたことや考えたこと、そして日本語教師の日々の業務などについてお伝えし、一人でも多くの人に日本語教師とはどういうものなのか、知っていただければと思います。

最初に入社してからの簡単な流れや感じたこと、そして今までの授業や授業以外の業務について話したいと思います。私が初日に学校へ行った時、まず他の教師の方々のオーラに圧倒されました。学生の前で堂々とされている姿は自信で満ち溢れているようで、私でも頼りたくなるほどでした(笑)
入社してからすぐ研修を受け、約2週間にわたってきっちり指導法を教わりました。NILSの指導法は学生のことをすごく考えられて作られたもので、日本人の私でも大変理解しやすく、面白い指導法だと感激しました。この研修の時点でNILSの学生はとても質の高い授業を受けているのだなとすぐにわかりました。そして4月下旬、この小さな小郡市に新たに150名の新入生が加わり、入学前と比べ学校がとても賑やかになりました。新入生はまだ日本の生活や文化に慣れていないようではありますが、新入生が期待や希望を膨らませ、満面の笑みを浮かべる顔は私の日々の癒しとなります(^_^) 新入生だけでなく、私が授業を受け持つ上級生から笑顔で「先生!元気ですか?」と毎日挨拶して声をかけてくれることが今の私の元気の源です♪

初めての授業から約一ヶ月ちょっとが経ちましたが、授業の前は常に緊張を隠し切れません(^^; ある方が、「教壇に立ったら役者にならないといけない。」とおっしゃっていました。まさにその通りだなと、そのとき心が動かされました。それから私は自信を持って教壇に立つことだけは心に決めて、いつも授業をすることにしています。緊張はするものの、その中でいかに彼らとコミュニケーションをとり、何事にも柔軟に対応できるか、そして基礎から応用へと展開のある授業を繰り広げていけるかが大切なのだとわかりました。また授業の準備として教案作成をする際、当日の授業のイメージトレーニングをし、どんな質問がくるか予測しておくことも欠かせません。つまり日本語教師は脚本家と役者の二役をする必要があります。そのため毎日脳をフル回転させています(脳がもっと活発になって老化防止になればと思いますがwww)

授業以外では主に進学対策の仕事に携わっています。私が楽しいと感じることの一つが、いろいろな大学や専門学校の方々とお話しする機会があるということです。先月は、大学や専門学校、また他の日本語学校の先生方が集まるセミナーに参加してきました。この2ヶ月ですでに約50名の方々とお会いすることができました。たくさんの出会いの中で情報交換を交わし、次に繋げていく人脈作りは新鮮でかつ刺激的であり、とても面白いものだと思います。また、自分が知らなかったことが少しずつ増えていくことで、NILSの学生の今後の進路対策の手助けになれると考えると、学生のためにもっと頑張ろうという気持ちになれます。どこにある学校なのか、どのようなことが勉強できる学校なのか、またどんな学生が向いているかなど、できるだけ多くの情報を入手し、彼らに寄り添い、彼らにとってより良い人生設計ができればと思います。

最後に正直な話ではありますが、養成講座(ニューヨークアカデミーではありませんw)で身に付けた知識は現場になるとたったの10分の1ほどにすぎないと通感しています。しかし教案担当のトレーナーがいますので、いつも自分が作った教案を熱心にかつ丁寧に見ていただいています。教案だけでなく、授業の相談なども熱心に聞いてくださいます。アドバイスをもらうにつれ、自分には見えなかった学生からの立場というものが少しずつではありますが、広がっていっていると感じています。そのおかげもあり、授業はものすごく自信を持って教壇に立つことができるようになってきました(^_^)v

今私が考えているのは、学生にとって太陽のような存在でありたいということです。毎日学生一人一人を見つめ、彼らに光を浴びさせエネルギッシュにさせることを目標にこれからも頑張りたいと思います。昨日より今日、今日より明日と0.1ミリでも上を目指して自己成長していきたいですp(^_^)q

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こんにちは、日本語教師の平田です。
早いもので今年も6月、もうすぐ折り返し地点です。私が受け持っているクラスは来年の3月卒業なのでそろそろ進学について考えはじめなければいけない時期です。

もちろん、いきなり「どこの学校に行くか決めて願書を出しなさい」なーんて言っても学生たちには難しいので、進学指導の時間を設けて、大学の学部や専門学校で学べること、学校案内の読み方、願書の書き方などを少しずつ教えています。

5月の授業では日本語学校を卒業後、「進学したいのか」「就職したいのか」「帰国したいのか」また「自分たちが進学先で何の勉強がしたいか」などのアンケートを取りました。もう6月なので、さすがに進路はある程度固まっていると思ったのですが、学生たちのアンケートを見ると、とりあえず漠然と「東京の大学、専門学校」に行きたいという答えが一番多く、「学校の名前」「そこで何を勉強したいか」などはわからないし、決まっていない学生がほとんどでした(-_-;)
もちろん「東京の大学、専門学校」は他の地域よりも人気が高いため、募集があれば、すぐに枠が埋まってしまう状況。なので、私としても「東京は難しいよ」と何度も言うのですが、なかなか聞き入れてくれません。無理やり、学生が志望している地域を変えるわけにもいかないので、これから学生には「何を勉強したいか」「どうして東京でなければだめなのか」をもう一度、じっくり考えさせ、「東京の大学、専門学校」を目指すのなら、非常に高い日本語能力が必要だということを教えていきたいと思います。

そして、彼らにとっての問題は日本語能力だけではありません。留学生にとって学費は大きな問題です。現在、留学生が多く入学している学校の願書は翻訳がついているものもありますが、基本的には日本語しか書いていないものがほとんどなので、彼らにはまず、大学、専門学校の願書の読み方を教えなければなりません。そして、「入学金」、「授業料」、「施設費」などの必要な語彙を教え、何日までに払わなければいけないのか、先生が教えてあげるのではなく、学生自身が読み解かなければこれから大学、専門学校の2年生になったときに非常に困ることになります。日本語教師はあまり手伝いすぎることなく、学生たち自身でなんでもできるようにすることがとても大切です。もちろん、奨学金制度等、学生たちが知らないことは惜しみなく教えていきます。

これから業務自体は大変になっていきますが、NILSの学生全員が日本で心からやりたい勉強ができるように、日本語の授業はもちろん、進学指導もきっちり行う必要があります。春には学生たちの笑った顔がみられるように、頑張らないといけませんね。

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こんにちは。日本語教師の平尾です。
先日、小郡市役所、おごおり国際交流協会主催のフレンドシップパーティーに4月に来日したばかりの新入生を連れて参加しました!パーティーでは一緒に食事をしながら楽しい時間を過ごせました。


 

パーティーではお寿司やピザなど、おいしそうな食事がたくさん♪ みんなどう過ごしているかなと思い、見て回っていると、ある学生がはしでピザを食べにくそうに食べていました(笑)「手で食べてもいいですよ。」と言いましたが、「練習です。」と言って、笑いながら、はしで食べていました。今はまだつかんでも落としそうなおぼつかない手つきですが、先輩たちのようにこれからだんだん上手にはしを使えるようになるんだろうなぁ~なんて思いながら見ていました。

 

また、来日してまだ1か月の新入生は日本語がうまく話せず、意思疎通が難しいそうでしたが、簡単な日本語にジェスチャーを駆使していろいろな方と交流を楽しんでいる様子は頼もしい限りでした (^_^)

 

パーティーの途中で、地域の方から、何か出し物をと頼まれた学生たち。最初は恥ずかしかったようですが、ネパール人学生がケータイで音楽を流しながらのダンスを披露。それが本格的なダンスでちょっとビックリ(*_*) ネパールの学生は歌やダンスが好きなのですが、急にお願いされて、すぐに披露できてしまうのにはいつも感心します。


 

小郡の方も学生たちのために南京玉すだれを披露してくださいました。学生はどうやってすだれでいろいろな形を作り出せるのか興味津々。出し物のあとで、地域の方がすだれで魚やタワー、円の作り方を教えてくださいました。すだれを徐々に伸ばしたり、ひねったり、なかなか難しそうでしたが、学生は上手に魚やタワーを作って、嬉しそうに「写真撮って」と他の学生にお願いする姿も。


 

学生たちはこのパーティーでいい経験をさせてもらいました。これからもいろいろな人と交流をして、楽しく留学生活を送ってほしいですね♬

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平成もあと1年…

2018年5月26日

こんにちは。日本語教師の枝村です。
4月に入学式が行われ、5月のゴールデンウィークも過ぎ、先生も学生もドタバタしていた時期が終わり、普段の授業風景が戻ってきた感じがします。しかし、ホッと一息つく間もなく、上級生に関してはすぐに進学のことを考えなければいけない時期に入りました。NILSでは5月から本格的に進学のことを授業で説明、練習していきます。

ところで、来年5月1日から平成が終わり、新元号の年が始まりますが、この元号というのは留学生にとって難しいものの一つになります。日本人でも今は平成何年だったかなと少し考えないといけない人もいると思います(笑)が、それが外国人であればなおさら混乱してしまうと思います。さらには当校に在籍しているネパール人は母国ではビクラム歴という暦を使っており、西暦と和暦を合わせた3つを覚えるようなことになってしまいます。参考までに書くと、2018年はビクラム暦でいうと2075年らしいです。ややこしいですね (><)

 

普段の生活の中ではさほど気にしなくてもいいかもしれませんが、受験の際には留学生も願書を書かなければいけません。そして願書には記入日や誕生日などを平成〇年で書かなければいけないものが多くあります。願書記入の指導の際に学生から自分の誕生年の1997年は平成何年ですかと聞かれても私自身がパッと思いつかない場合もあります。ですから学生にいつ質問されてもいいように現在の私のデスクには西暦と和暦の早見表が貼ってあります (^_^)v ようやく和暦を理解した学生に関しても、さらに大正、昭和、平成を略したT・S・Hがあるので、どんどん留学生にとっては意味がわかりにくいものとなっていきます。そして来年の5月からは留学生にとって覚えるべき単語が一つ増え、自分の誕生日を平成で、願書の記入日を新元号で、とより難しくなっていくこととなります。しかし、こういったことも受験に際してあらためて指導していかなければいけません。

日本人にとっては当たり前に使っているものでも、外国人には難しいものや理解しにくいものがたくさんあります。留学生は勉強しに来ているのでそれらに留学生自身が気づき、理解していくことが一番理想ではありますが、留学生がつまづきそうなところを先回りして考え、サポートできるように準備することが日本語教師にとって大事なことだと思います。これからも身の回りのことにできるだけアンテナを張っておこうと考える5月でした♪

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