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日本語講師ブログ

こんにちは。NILSでは、進学に向けて、学生も先生もラストスパートをかけています。
今春卒業する学生のほとんどが大学や専門学校に進学を希望しています。この時期になると多くの学生が進学先を決定しているのですが、まだ決まっていない学生も…。

留学生の受験シーズンは昨年10月から始まっていて、一部の専門学校では、昨年末までに募集を打ち切るところもあり、留学生にとっては厳しい状況と言ってもいいかもしれませんね。どの学校でもよければ、進学先はいくらでもありますが、将来、日本で就職して頑張りたい、と考えている学生も多くいます。しっかりと勉強して、就職するためには、「どこでもいい」というわけにはいかないのです。
NILSでは、2年生に進級すると、進学ガイダンスなどに積極的に参加して、学生たちは自分が学びたいことが学べる学校のブースでしっかりと話を聞いて、日本語学習のモチベーションを上げ、将来に向けて目標をしっかりと設定していきます。希望の学校に合格できない学生も毎年いるのですが、それでもめげずに、チャレンジしています。

ところで、「留学生の受験って、どんなの?」って思っている方も多いですよね?
大学や専門学校によってさまざまですが、日本留学試験や日本語能力試験を受験しておかなければならない学校もありますし、受験当日に日本語能力を確認する試験などを実施する学校もあります。
そんな中、ほぼすべての学校で実施されているのが「面接」。これは受験者本人の日本語能力やコミュニケーション能力を直接確認できますからね。NILSに限らず、多くの日本語学校ではこの面接に向けて練習をやっていると思います。
私たちもしっかり練習をさせて受験に臨ませますが、過去には本番で緊張しすぎて、何も話せず不合格となったケースも…。
幸い、今年はそのような事例はまだありませんが、私たち日本語教師も、そして学生も気を緩めず、合格を目指してい来たいと思います!

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ラストスパート!

2018年1月30日

こんにちは、日本語教師の平田です。
ご挨拶が遅れましたが、皆さま、明けましておめでとうございます。毎日、かなり寒いですが、いかがお過ごしでしょうか。体調など崩されてないでしょうか。

私のクラスは冬休みが終わって、学生たちの正月気分も抜けたのですが、風邪やインフルエンザ等で体調を崩している学生が多く、なかなか全員揃うことがありません。手洗い、うがいなど体調管理には気を付けさせているつもりですが、やはり一度に大勢の人が教室の中に集まるので、他の人から病気をもらったり、逆にうつしたりしてしまいます。今は少しでも咳をした学生には必ずマスクをさせ、早めに病院に行くように勧めています。卒業式まであと1ヶ月余りしかありませんが、進学先が決まっていない学生もおり、大学、専門学校の大事な試験も控えているので、病気が長期化したり、重症化したりしないようにケアをしていかなければならないと思っています。

また進路が決まった学生たちも、これからはそれぞれの大学や専門学校で日本語を使いながら、専門課程を勉強しなければならないので、日本語学校で学べるうちに、少しでも日本語のレベルアップをさせておかなければなりません。大学、専門学校で使いそうな語い、文法、会話文をなるべく選びながら、モチベーションを高めつつ授業を行っています。ただ今のクラスの学生たちの様子を見ていると、新生活に希望を持つよりも、まだまだ不安の方が大きいようで全体的になんだか元気がない様子…。

やはり、これから日本語を使い、新しく専門的な勉強をしなければいけないこと、同じ頃に入学し、同じ悩みを共有した友人たちと別れること、やっと住み慣れてきた町から離れなければいけないことなど、異国の地で暮らす彼らにとっては非常に大きな問題のようです。私は卒業生を送るのは今期で3度目、まだまだ上手に元気づけることはできませんが、昨年の卒業生たちの元気な様子や進学先の楽しい情報を話して、希望を持たせるように努力をしています。それぞれが新しい場所で素敵な出会いがあるように、私も元気な顔で卒業生を見送ってあげたいです。泣いても笑ってもあと1ヶ月余り。最後まで学生たちが頑張れるように、私自身も体調管理に気を配りながら、ラストスパートしたいと思います。とりあえずインフルエンザの予防接種かな f(^^; それではまた。

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こんにちは。ニューヨークアカデミーの田中です。
今日は、合格体験記【第3弾】をお届けします(^^)

 

-どのような勉強をしましたか?
-まず初めにしたのは、過去問の解説作りでした。H23~28年分、赤本、ネット参考書を元に、ノート3冊分の解説本を作りました。(スゴイ!)

 

(勉強方法を詳しく教えていただきました!)
<マークシート>
H23~28年の過去問を年度別、ジャンル別、ランダムに、とにかく解きまくりました。毎日できる限り解いて、多分20回くらいしました。プラスH20~22年分もたまに解きました。
マークシートを塗りつぶす練習もしました。
何度もしていると答を覚えてしまいます。たまに問題文を声に出して読んだり、説明しながら解いたり、選択肢を4→1の順で読んだり、選択肢をかくして解いたりしました。


 

<音声>
1. 毎日、1年分の過去問を解く×約8か月。H20~28分+ H18, 19(11年分)。H18, 19年分は出題スタイルが違いましたが、耳を鍛えるためにもやりました。
2. 1.15倍速で。これは耳を鍛えるためもありましたが、本番のすき間時間にできる限り、問題の先読みや準備ができるよう訓練を目的にした速度です。
3. JLPTの音声問題を聴く&解く!!JLPTと検定の出所は同じなのでHPでJLPTのN1~N3の音声サンプルを聴いて解いたり、それをBGMにしてハンバーグを台所で作ったり…。ナレーターが同じ人もいてちょっと安心します。おもしろかったです。とにかく慣れるため。

 

<記述>
H23~28の過去問、赤本の問題、合格するための本の問題で書きまくりました。
初めは5行くらいしか書けませんでした。解答例を何度も写しました。音読もしました。
大まかな分析もしました。小論文の書き方のポイント6カ条というのに出会い、いつも見つめていました。本番直前も。

 

<その他>
解説文の例文は自分で作る。参考書をいつも読む。NYAのテキスト(主に教授法理論)を持ち歩く。NAFLの資料も活用。セミナーに参加してモチベーションを維持する。合格者に出くわしたら握手してパワーと運を(勝手に)いただく。
PM9:00に寝てAM3:00起床、3:00~6:00の「ゴールデンタイム」を確保する(→オリラジのあっちゃんの勉強法です)
勉強時間600時間(60代の方がこれで合格したとおっしゃっていたので)を目標に記録しました。心が折れそうな時、その時間記録を見て「もったいないよ!ここまでしたんだから!もうやめる?アホ!負け犬になるよ!」
と励ましました。自分で自分を。
検定の雰囲気に慣れるため、別の検定を受けてみました。合格者から本番の問題を借りて、問題を解く際の汚し方(笑)を学びました。(私の問題用紙はすさまじく汚いです。)

などなどです。


 

-NYAの授業がどのように合格につながりましたか?
-全て。高井先生はいつも
「概念ではなく具体例を、使い方を学習者に提示しなさい」
とおっしゃっていました。検定の勉強もそうでした。「使役」と出てきたら「使役とは…」ではなく使役の例文がぱっと出てくる、そんな勉強が必要でした。
例えば、教授法理論でのモニター仮説で勝川先生が1つ1つ例を提示してくださいました。
概念だけではピンと来ないものも身近な例があったおかげですぐに理解することができました。そのまま過去問に戻ってもすっと理解できる…本当にありがたかったです。

 

-どんな日本語教師を目指していますか?
-ちょっとはみだした日本語教師になりたいです。はみだして、笑われて、強くなりたいです。(クビにならない範囲で)10年後、国境もはみ出しちゃいます!

 

-これから受験する方へのアドバイスをお願いします。
-過去問で注意するのは時事問題です。H23年度と今では違うので、常にアンテナを張ってHPや先生方に最新データや情報をチェックしたほうがいいです。一緒に勉強してくれる同志がいると心強いと思います。私はほぼ1人だったので、少し心細かったです。

 

-NYAの先生たちに一言お願います。
-NYAのみなさま、愛しています。

 

N.H.さん、合格おめでとうございます!
目標に向かって、あきらめることなく、くじけることなく、勉強された結果です。国境を越えて活躍するちょっとはみだしたN.H.さんを楽しみにしています♪

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あけましておめでとうございます!
本年も皆様にとって素晴らしい一年となることを心よりお祈り申し上げます。

 

さて、日本語教育能力検定試験の合格体験記【第2弾】です。

 

-検定試験に向けて、どんな勉強をされましたか?
-NYA検定対策講座で勉強しました。いただいた用語集を何度も読み返し、録音して毎日聞いていました。また、過去問を解いて分からなかったところはNYAの先生から詳しく解説していただきました。

 

-どの科目がいちばん難しかったですか?
-文法や音声が難しく感じました。検定では問題数が多いので考え込まず即答できるよう練習する必要があると思いました。

 

-NYAの授業がどのように合格につながりましたか?
-一つひとつの授業すべてが合格につながっていると思います。授業の始まりに復習テストがあるのですが、そこで授業のポイントを確認することができました。

 

-どのような日本語教師を目指していますか?
-授業の中で分かる喜びを味わってもらえるような日本語教師になりたいです。日常生活で必要な日本語の力を確実に学習者につけていただけるような授業をしたいです。

 

-これから受験する方へのアドバイスをお願いします!
-NYAの検定対策講座では検定を目指す仲間と励まし合い、情報を交換したりすることができます。夢を語り合い、自分の目標を強く持つことが大きな力になると思います(^^)

 

最後にC.H.さんから「本当に分かりやすく、ポイントをしぼった授業をありがとうございました。分からないことがある時にも、その気持ちを理解しつつ導いてくださった先生方の姿に少しでも近づきたいです。」とのお言葉をいただきました!

 

合格、本当におめでとうございます(^o^) C.H.さん、現場でのいろんな経験を、NYS受講生の皆さんにお話ししてくださいね♪

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こんにちは。ニューヨークアカデミーの田中です。
寒い日が続いていますが、皆さん風邪などひいていませんか?年末年始も寒さは続くようですので、体調には十分気を付けてよいお年をお迎えください(^^)

 

さて、10月に行われた「日本語教育能力検定試験」の結果が出ました!当校の受講生からも「合格しました!」との嬉しい報告が届いています(^^)v
今日は、合格された受講生K.Y.さんの喜びの声をお届けしますね♪


-検定試験に向けて、どんな勉強をされましたか?
-受験される受講生の方と一緒に学校で勉強しました。お互いに問題を出し合うことで記憶に残りやすいだけでなくモチベーションの維持にもつながりました。オススメです。NYAの対策講座で教えてもらった特に重要なところは何度も最後まで見直しました。

 

-どの科目がいちばん難しかったですか?
-文法です。日頃それほど考えずに使っている日本語の文法を専門用語を使って細部まで分析するのは難しく、分かっているようで全然分かっていない分野でした。専門用語を普段使っている例文に置き換えて理解するようにしました。

 

-NYAの授業がどのように合格につながりましたか?
-授業で習ったことで試験で出たことがたくさんありました。NYAの授業では検定対策だけでなく、実際に現場に出てからも役立つ知識をたくさん得ることができました。

 

-どのような日本語教師を目指していますか?
-学習者一人一人に寄り添って、日本語を勉強することを通して学習者の自信を高め、笑顔(^o^)にできる日本語教師です。

 

-これから受験する方へのアドバイスをお願いします!
-勉強方法は一人一人違うと思いますが、高校受験などのときとは違い、受験者は孤独を感じやすいと思うので、そういったときに助け合える仲間の存在は大きかったです。そして、最後まであきらめないで!!

 

最後にK.Y.さんから「先生方が教えてくださった問題の解き方のコツ、テクニックのおかげです。本当にありがとうございます。」とのお言葉をいただきました!
しかし、K.Y.さんの努力に勝るものはありません。

 

合格、本当におめでとうございます(^o^) 素敵な日本語教師を目指してください♪

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こんにちは。日本語教師の宮﨑です。
言葉というのは、学習したものを蓄積し、使用することで上達していきます。日常の場面で実際に使用して、またそこでさらに使い方や微妙な意味、教科書にはない使われ方を身につけていくものです。ですので、数学や社会といった科目のように、短期的に学習しても身につかないものです。
特に、言語習得は普段からの学習がものをいいます。試験の前に多少勉強したところで、成績は上がらないし、言葉も身につきません。普段から、きちんと予習や復習をするように声かけをすることが大切になってきます。では、誰がその声かけをするのか?やはり担任の先生がメインになって声かけをする必要があるでしょう。担任は、普段の学生の様子や成績なども把握しているので声もかけやすいのです。
しかし、クラスの全員に向かって「勉強してください」といっても意味がありません。クラス単位ではなく、個人で声かけをするのが大切です。なぜか?それは、学生によって苦手なものが違うからです。普段から声かけをし、学生の学習に対する意識を上げるのも担任の仕事です。
この声かけ。非常に大切なのです。同じレベルの学生でも、声かけをするのとしないのでは試験の結果に雲泥の差が出てきます。毎日学生とコミュニケーションをとり、少しでもいいので、声かけをしていくと学生の意識も変わってきます。

また、普段からマナーについてもきちんと指導していくことが大切です。人に会ったら挨拶をする、事務所に入るときはノックをするなど、基本的なことですが、出来ない学生も多いのです。このマナーもきちんとしていないと、日本人と話すとき、アルバイトをするときなどに彼らが不利益を被ります。大学、専門学校への進学を目標に勉強している彼らにとって一番困るのが、受験のときです。大学や専門学校の試験では必ず面接試験があります。そんなとき、きちんとしたマナーが身についていないと、合格するのは難しいでしょう。普段からきちんとしていない人は、そういう場面でも急にはできないものです。普段から、丁寧な言葉、ふるまいを心がけさせ、実践させていくことも大切なことなのです。

私たち先生は、先に生きる者として、ただ日本語を教えるだけではなく、学生が日本で生活するとき困らないように生活面も指導していかなければならないのです。

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やりがい

2017年8月29日

こんにちは。日本語教師の薄です。

「あなたはどれくらい日本にいるつもりですか?」

学生に問いかけるとどれくらいと答えると思いますか?1年でしょうか。2年でしょうか。
多くの学生は「進学した後、日本で2,3年働いて技術や知識を学んで国へ帰るつもりです。」と答えます。日本語学校で学習するのが1年半から2年、大学に進学して4年、そこから3年働くとなるとだいたい9年間くらい日本にいる予定になります。

今月、東京に行った際に、NILSを卒業して大学へ進学し3年生になった学生たちに会えたので、同じ質問をしてみました。ちょうど彼らは就職活動をし始めた時期なのでどう考えているのかなと気になったのです。私は彼らの進学指導を行ったので、NILS在学中は多くの学生と同じように答えていたのを覚えています。
さて、今回彼らの答えがどうだったのかというと…

「日本で25年くらい働いて国へ帰ろうと考えています。」

25年!も日本で働くというのです。そんなに長くいるつもりになったのはどうしてか理由を尋ねると

「日本語学校にいた頃はまだ視野が狭かったと思います。とても小さい世界のことしか見えていなかったので、2,3年で何かを身に付けて国に帰れたらいいと思っていました。でも、進学し、日本に長く住んでみると、3年ではとても学べないと思ったし、母国全体を変えることはできなくても、自分の町くらいは変えていきたいという気持ちを持つようになったんです。だから25年くらいは日本にいたいです。」

卒業生はNILSで身に付けた日本語をツールに大学や社会で色んなものを学び視野を広げていました。自分と一緒に練習した日本語が学生の成長やこれから学生の母国の発展に繋がっていくのかと思うと、日本語教師冥利に尽きます。

日本語を勉強してどうするのか、日本語を教えていると色んな人から聞かれる質問です。
語学に興味がある学習者もいます。アニメをもっと理解したいという学習者もいます。日本で進学して就職したいという学習者もいます。それぞれの学習者は日本語が上手になると知識も増え、技術を学べ、それに従って個人の認識も変化していくことを知りました。日本語教師という仕事の魅力は長く続けるとこんなことを実感できます。

日本語教師になり立ての頃は自分の勉強に追われて大変すぎると思っていましたが、続ける事でやりがいが何倍にもなっていく仕事だと感じています。

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こんにちは。日本語教師の平尾です。
NILSでは毎回の授業後に反省会を行っています。反省会では授業中に起こった問題や学生の様子を報告したり、教え方について話し合ったりします。いろんな報告がありますが、今日は「授業中の私語」についてお話しします。

授業中の私語、どんな気持ちになりますか。
 -授業がスムーズに進められない
 -イライラする
 -不快に感じる などなど。

教師だけでなく、同じ教室で勉強している学生も
 -先生の話を聞きたいのに、うるさくてよく聞き取れない
 -落ち着いて勉強できない

など不快に思っています。頑張って勉強しようと思っていても、私語で勉強を邪魔され、学習意欲を失う学生もいます。
私語をする学生に対して、(大きい声で)「静かにしてください。」、「きちんと聞きなさい」、「聞かないと、勉強がわからなくなります。」などと注意することは少なくないと思います。実際、私もこのように注意をすることがあります。この対応で静かになるかもしれません。でも、私語をしていなかった学生はどう感じるでしょうか。「静かになった、よかった」と思う学生だけでしょうか。私語をしていないのに、叱られた気分になり、嫌な気持ちになる学生もいると思います。また、このような対応から授業中のクラス全体の雰囲気が悪くなることもあります。

 -母語や日本語で隣の人とこそこそ話している
 -授業がスムーズに進められないくらいざわつく

など授業中の私語にはいろいろなものがあります。確かに私語をする学生は他の学生の勉強の邪魔をしているのでよくないと思いますが、私語をする学生だけが悪いのでしょうか。私語をする学生には

 -先生が言っていることが理解できなかった、先生の言葉が聞き取れなかったから、他の学生に確認したい
 -他の学生の発言に対する意見を言いたい
 -自分の知っていることを伝えたい
 -授業が面白くない

など私語をする様々な理由や原因があります。
先生が言っていることがわからない」ことが理由なら、わかりやすい授業をする。「聞き取れない」なら、「聞き取りやすく話す」。「意見を言いたい」なら、「話したいことがあったら、(何か意見があったら、)言ってください。」と、その発言を拾って、授業に活かす。「授業が面白くない」なら、つまらないと感じさせないように授業を工夫するなど、学生だけの問題ではなく、指導している教師に原因があることも少なくないのかもしれません。

教室にはいろんな国の学生がいますので、学生への対応って、本当に難しいなと思うことが多々ありますが、みんなが楽しく勉強できる環境づくりというのも日本語教師として常に意識しなければなりませんね。

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こんにちは、日本語教師の十島です。今回は初級クラスの会話授業について書こうと思います。
先日の私が行った「みんなの日本語Ⅰ」15課の授業の内容(90分)です。

①みんなの日本語Ⅰ文型練習帳
②みんなの日本語Ⅰの練習C-1, C-2
③15課の文法を使った会話タスク

教案を作成するとき、最初は文法の復習を入れながら、文型練習帳の問題を解いて、次に会話練習をする流れで教案を書いていました。その途中で文法のことでわからないことがあったので、先輩の日本語教師に質問をすると、先輩からアドバイスをもらいました。

「文型練習帳は宿題でできるから、練習Cとタスクを先にやったほうがいいよ」

これは、授業の中でしかできないことを優先してやったほうがいいから、ということでした。文型練習帳は自宅でできますが、練習Cや会話のタスクはできません。当たり前のことですが、先輩から聞くまでそんなふうに考えてはいませんでした。
自宅でもできるような練習では学生もすぐに飽きてしまいます。「授業でしかできないものを」当たり前のことですけど、忘れてはいけないですよね。

また、最近練習Cと会話タスクのやり方も変えるようになりました。今までは練習C1・C2・C3をすべてしたあと、その時の文法を使ってタスクをする流れで授業をしていました。例えば、15課の練習Cは次の文法を使っています。

練習C-1 ⇒ ~てもいいですか。
練習C-2 ⇒ ~ています(結果の状態)
練習C-3 ⇒ ~ています(習慣的行為・職業)

今までなら、C-1からC-3までしたあと、C-1のタスクをするという流れで授業を進めていました。ただ、この流れで行くとまたこの文法をするのかといった感じで学生もやる気が上がりませんし、練習Cからタスクへの流れがよくないなと思うことが何度かありました。
練習Cとタスクの授業を何度か続けて担当したとき、ふと練習C-1をしたあとにタスクをすればいいんじゃないかと思い、それで授業を進めると学生もC-1から発展したものが次に練習できてやりやすそうでした。15課の授業でもこれと同じ流れで授業をしました。具体的にいうと次のような流れです。

‐活動の流れ‐(15課)

練習C-1「~てもいいですか。」

タスク1
「~てもいいですか。」を使って事務所で先生にお願いする練習

タスク2
①「~てもいいですか。」「~てはいけません。(練習Cでは取り上げられていません)」を軽く復習
②公園内でいろいろな人が釣りをしたり、遊んだりしている絵を見せて「~てもいいですか。」
  ⇒yesなら「ええ、いいです」/noなら「~てはいけません」といった会話をペアで考えさせる。

練習C-2「~ています」

タスク3
(C-2の中に「~てください」が使われていたので)事務所で先生にしてもらいたいことを考える練習
  *コピーしてください。など

タスク4
(練習C-3は前日の文法の授業で行っていたので)写真を見せて「~ています」を使って家族を紹介する

このように、今は簡単な練習から発展したものへ練習ができるように進めています。この発展したタスクを課ごとに考えるのがまた難しく、今後の課題かなぁと思っています。

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小ネタ集

2017年8月9日

こんにちは、日本語教師の平田です。
日本語学校で働いていると今まで気づかなかったことやおもしろいことに遭遇します。今回はその中からいくつかお話いたします。

①おなか
ある日、体の部位の語い「髪、目、鼻、口」などを教えていたとき、「おなか」という言葉にアメリカ人の学生が反応して「先生、おなかの漢字はお中ですか。真ん中にありますから。」との質問。わたしは「あれ、ふつうはお腹だよな…。でも、この学生が言っていることも的を射ているので、お中というのもあるかも?」と思い、「そうですね。でも、漢字はお腹ですよ。ただ、あとで調べてみますね。」と一度、職員室に戻り、辞書を引いてみると、辞書にはしっかり「お中とも書く」と書いてありました。私は今までお腹のことを「中」と関連付けて考えたことがなかったので、目から鱗、教室に戻って、すぐその学生に訂正(^^;
わたしは今までこんな発想がなくとても驚いたことを伝えました。すると、その学生はとても満足そう♪でしたが、私は自分の勉強不足をとても反省しました(><)

②「はい」と「いいえ」
わたしが日本語教師を始めたばかりのころ、「わかりましたか。」と聞いても首を横に振るネパール人の学生が…。「おかしい」と思って、「YESですか」、「NOですか」と聞くと、「YES」と言いながら首を横に振っているのを見て、「あ~、この国のYESは首を横に振る仕草なのか!」と気付かされたことがあります。

最近、上級生でもその首を横に振る仕草をしている学生がいて「皆さんはよくYESのときに首を横に振りますが、それは日本人には伝わらないので、日本人と話すとき『はい』は首を縦にふりましょうね」と教えました。すると、学生から

「それはわかりましたが、日本人の『いいです』『大丈夫です』はYESの意味ですか、NOの意味ですか」

との返し。確かに留学生にとって「いいです」「大丈夫です」のニュアンスはわかりにくいものですよね。学生には「いいですか」「大丈夫ですか」と聞かれたときの「いいです」「大丈夫です」は、「はい」の意味ですが、コンビニなどで「お箸をつけますか」「温めますか」と聞かれたときは「いいえ」の意味で使うことが多いこと、また「今からごはんを食べに行きませんか」など、誘いの場面ではどちらの意味でも使うので、表情や次に続く言葉で判断するしかないと教えました。そうは言っても、「はい」なのか「いいえ」なのか、その場で判断するのは、留学生にはなかなか難しい問題だなと気付かされました。

③辛いのはお好き?
ここ最近、学生数が増えたこともあり、学校付近だけではなく天神などの繁華街で在校生や卒業生とばったり会うことが多くなりました。こないだは新入生が20人ぐらいで天神の地下街を歩いていて、声をかけると「みんなで海に行ってきたが、帰り道がわからなくなった(><)」とトホホな答え。帰りの電車のホームまで案内しましたが、せめて帰り道はなにかにメモをしておいてほしかったです…。 また別の日、ブルネイの学生と中国の学生が天神を歩いていたので、声をかけると「ボウリングに行った帰りで、おいしい物を食べたいので探しています。先生、なにか知りませんか。」と聞かれました。そこで最近ハマっているスリランカのカレー屋さんを紹介。次の日、感想を聞くと中国の学生は「辛すぎる」、ブルネイの学生は「私の国のカレーによく似ていて、懐かしかった(^^)」と言われました。ブルネイの学生はともかく、中国の学生には辛いものが大丈夫かどうか、先に聞いとけばよかったなと(^^;

このように日本語教師をしていると、こちらが教えることばかりではなくていろいろと気付かされること、発見も多いです。まだまだこのようなエピソードは尽きません。また次回、お楽しみに♪

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