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2016年6月10日

原稿用紙の使い方

こんにちは、日本語教師の十島です。
先日、中級クラスで原稿用紙の使い方の授業を行いました。作文の授業は初級クラスのころから行っているのですが、マス目で書かせず、罫線を引いただけの用紙に書かせていたのですが、日本留学試験(EJU)の作文では原稿用紙(マス目)に書かなければならないこと、大学・専門学校の志願理由書対策や試験で出される作文対策のためにも、原稿用紙に作文を書くときにはどのようなルールがあるのかを教えました。
非漢字圏の学生にはよく見られる間違いなのですが、例えば、「好」という漢字を「女」と「子」に分けてマス目に書いてしまう(「女子」になってる!)ことがよくあり、今日の授業でも例と同じ間違いをしている学生がいました^^);
また、新しい段落を書くときは一文字空けなくてはいけないというルールも学生たちには馴染みがないため、一文字空けずに1マス目から書き始めるなどの間違いも目立ちました。
慣れない原稿用紙にルールに沿って書くことはとても難しいことだと思いますが、EJUなどでミスを減らすためにも学生たちには気をつけてほしいと思いますし、私たちもしっかり指導していきたいと思います。