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2017年12月21日

言葉を学ぶのはたやすいものではありません (><)

こんにちは。日本語教師の宮﨑です。
言葉というのは、学習したものを蓄積し、使用することで上達していきます。日常の場面で実際に使用して、またそこでさらに使い方や微妙な意味、教科書にはない使われ方を身につけていくものです。ですので、数学や社会といった科目のように、短期的に学習しても身につかないものです。
特に、言語習得は普段からの学習がものをいいます。試験の前に多少勉強したところで、成績は上がらないし、言葉も身につきません。普段から、きちんと予習や復習をするように声かけをすることが大切になってきます。では、誰がその声かけをするのか?やはり担任の先生がメインになって声かけをする必要があるでしょう。担任は、普段の学生の様子や成績なども把握しているので声もかけやすいのです。
しかし、クラスの全員に向かって「勉強してください」といっても意味がありません。クラス単位ではなく、個人で声かけをするのが大切です。なぜか?それは、学生によって苦手なものが違うからです。普段から声かけをし、学生の学習に対する意識を上げるのも担任の仕事です。
この声かけ。非常に大切なのです。同じレベルの学生でも、声かけをするのとしないのでは試験の結果に雲泥の差が出てきます。毎日学生とコミュニケーションをとり、少しでもいいので、声かけをしていくと学生の意識も変わってきます。

また、普段からマナーについてもきちんと指導していくことが大切です。人に会ったら挨拶をする、事務所に入るときはノックをするなど、基本的なことですが、出来ない学生も多いのです。このマナーもきちんとしていないと、日本人と話すとき、アルバイトをするときなどに彼らが不利益を被ります。大学、専門学校への進学を目標に勉強している彼らにとって一番困るのが、受験のときです。大学や専門学校の試験では必ず面接試験があります。そんなとき、きちんとしたマナーが身についていないと、合格するのは難しいでしょう。普段からきちんとしていない人は、そういう場面でも急にはできないものです。普段から、丁寧な言葉、ふるまいを心がけさせ、実践させていくことも大切なことなのです。

私たち先生は、先に生きる者として、ただ日本語を教えるだけではなく、学生が日本で生活するとき困らないように生活面も指導していかなければならないのです。