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2012年5月12日

高コンテクスト文化

日本語教師の薄です。

ちょっと古い言葉かもしれませんが、『KY』という言葉があります。
この言葉がはやったのは、本当に日本らしいことだと思います。
「言わなくても、わかりなさいよ。」と聞き手に重い責任があるのが日本語のコミュニケーションの特徴です。

その他にも、『暗黙の了解』や『阿吽の呼吸』というような言葉も日本でよく使われます。

 その理由は日本が高コンテクスト文化だからです。

はっきりと言葉にしないで、文脈や状況に頼ったコミュニケーションをする文化ということです。
逆に低コンテクスト文化というはっきりとメッセージを発する文化もあります。

 次の文章はそんな低コンテクスト文化の国の人から「こんな文章おかしい」といわれる日本語の文章です。

『10時ぴったりに教室に入ったら、誰もいなかった。』

どこがおかしいと思うのか、わかりますか。難しいですよね。

 こういう自分の国の言葉を客観的に見る機会があるのも日本語教師のおもしろさの1つだなと感じています。