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2022年1月27日

日本語の音の不思議-コロコロとゴロゴロどっちが重い?

こんにちは、日本語教師養成講座ニューヨークアカデミー 東京代々木校の坪井です。
気が付けば1月ももう月末…年々時間の進む速度が速まっているのでは?と錯覚してしまうぐらいの早さです。
冬季オリンピックも開催まで1週間ほどだそうで、ただただびっくりです笑

今週の土曜日からは、ニューヨークアカデミーの代々木校・横浜校で「音声」の授業が始まります!
音声と言えば、年明けにご覧になられた方もいたかもしれませんが、NHKのチコちゃんに叱られるで日本語の「ゴロゴロ」と「コロコロ」では、なぜ「ゴロゴロ」の方が重く感じてしまうのか?という疑問が取り上げられていました。

ニューヨークアカデミーで音声を学んだ受講生さんは答えられそうですね😆
番組内では実際に口腔内のMRI画像が出てきて、科学的に分析されており、理屈は知っていたもののとても興味深かったです。

濁点が付く場合と、濁点が付かない場合を比べると、濁点が付く方が口腔内がわずかに大きくなることで、濁音の付いた行を聞くと、大きく感じるそうです。
番組内では、言葉の長さにも触れており、その2つの観点で日本一強そうな苗字は?というものもやっていました。
確かに、ドラクエの呪文でも メラ→メラミ→メラゾーマ と強くなるにしたがって長く&濁点が付くようになりますよね。
同じ理論で、ポケモンの進化も ヤドン→ヤドラン→ヤドキング うーん、確かに。

一説によると、英語でも濁る音はやはり大きく感じるのだとか。big・large…確かに。
音声が私たちに与えるイメージについて学んでみると色々な発見がありますね!

ニューヨークアカデミーの音声の授業では、口腔内での舌の位置や、音が作られる際にどこで狭めが作られるのかなどを口腔断面図を使いながら分かりやすく教えています。
日本語の音の特徴を学んで、他の日本語以外の母語話者が日本語を発音する際に、どこに母語の影響を受けやすいかといった日本語教育の現場でも役立つ知識についても学びます。

感染の一環対策でzoomでの実施ですが、音声の授業では実際に画面越しに発音してもらい、口の中での舌の動きを確認してもらいながら進みますので、ご興味ある方はぜひ一度zoomでの授業見学に参加されてみてください!
お申込みはこちらからできます!→→ https://www.ny-academy.com/contact/

またニューヨークアカデミーでは、2月からのスタートで4月からの授業の一部を先取りできる、先取り学習も可能です!
ご興味のある方は説明会にご参加ください。
日本語教師ってどんな仕事?など、ちょっと知りたい方のご参加も大歓迎です。
説明会のお申込みはこちら→→https://www.ny-academy.com/briefing/

次回のblogもお楽しみに