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2022年2月24日

5,60代でも日本語教師として活躍できるの?

こんにちは、日本語教師養成講座ニューヨークアカデミー横浜校の坪井です。
今年の2月は寒い!の一言ですね。4mの積雪を記録した地域もあるそうで、九州に住んでいる自分からするとかなりの衝撃でした。
一昨年は少し積もったので、カーポートなど雪かきする機会もあったのですが、1坪(約3.3平方メートル)でなんと1トン近い重さになるそうです。4m積もったら相当な重量になりますよね…。
積雪の多い地域の方は慣れておられるとは思いますが、くれぐれもお気をつけください!

さて、外国人留学生の入国緩和に沸いている日本語教育業界ですが、実際、2月の求人数はあるサイトのお知らせによると、1月の2倍と倍増しています。
どこの日本語教育機関も受け入れに向けての準備の真っ最中です。

そこで、今回は5,60代の方は日本語教師として活躍できるのか?という話をしていきたいと思います!

5、60代の方の活躍できる?

5、60代の方でも、日本語教師として活躍できる機会は、結論から話すと、十分にあります!
というのも、国内の日本語教師数は、留学生数の増加に反して大幅には伸びておらず、日本語教師の需要は年々高まっているからです。
ご存知のように、入国規制により、一時日本語学習者の入国ができない時期が続いてきましたが、緩和により、コロナ禍以前の需要が戻ってくることは確実です。

どんな所で働ける?

まずは、日本語学校(法務省告示校)が挙げられます。
日本語学校数は年々増加しており、皆さんのお住まいの地域にも新たに開講した日本語学校があるかもしれませんね。
日本語学校は、法務省告示校とも呼ばれ、勤務するには以下の要件のいずれかが求められます。

1.大卒以上+420時間養成講座を修了
2.日本語教育能力検定試験に合格
3.大学・大学院で日本語教育学を履修

ニューヨークアカデミーをはじめとした養成講座修了で日本語教師になれる!というのは上記の1が該当します。

大卒でなく、日本語学校で勤務をされたい場合は、2の「日本語教育能力検定試験」に合格する必要があります。
ただ、専門学校の日本語別科、ボランティア、オンライン講師、技能実習監理団体…などなどの日本語教育の場では、
大卒以上が条件から外れている場合もあります。
大卒以上の要件を満たされていない方は、「求人情報をあらかじめ調べてから受講を開始する」というのをおすすめしています。

5,60代で活躍している方の特徴とは?

1)これまでの社会経験
これは特定の業種に偏らず、社会経験が豊富な方は、日本語学習者への就職指導、面接指導も担当できることが多く、活躍の場が広がります。
また、「介護」の資格をお持ちの方は特定技能の場などで活躍されていることが多いです。

2)柔軟さ
教室全体が異文化交流の場でもあるため、様々な価値観を受け入れられる柔軟さは日本語教師にとって必要不可欠です。
また、チームティーチングや学習者主体の学びといった、指導自体に対する考え方も日々変わっていきます。
こうした状況に柔軟に対応することが求められています。

3)基本的なPC知識
今後ますます、PCやタブレットの操作に関する知識は求められるはずです。
特にオンラインミーティングツール(zoomやteams、ciscoなど)を使っての授業ができるか否かは大きなポイントです。
実際に求人にも「基本的なPC知識」という条件をよく見かけるようになりました。

ニューヨークアカデミーの説明会では、5、60代の方の実際の就職状況や受講スケジュールなどについてご紹介も可能です。
ぜひニューヨークアカデミーのオンライン説明会にご参加ください!
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次回のblogもお楽しみに