日本語教師の薄です。
「畳の広さはどのくらいですか?」
みなさんだったら、この質問にどう答えますか?
これは、部屋に関する言葉を勉強していた時実際に学生から質問されたものです。
畳の長さはわかるのですが、言葉の勉強は文化の勉強!と思い、少し学生に考えさせてみることにしました。
「昔、畳は寝るときや座るときに、敷いて使っていました。
じゃ、どれくらいの長さだと思いますか。」
みんなが考えた長さは正確に近いものでした。
学生の顔も「ふんふん、なるほど」と納得顔。
答えは調べたり、聞いたりすると簡単に分かることです。
でも、その言葉・物が作られた背景を教えることでより深く日本について理解してもらえて、教師冥利、日本人冥利に尽きるなあと思った瞬間でした。