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2012年7月28日

日本語は世界で一番「速い」

NILS日本語教師の下川です。

 「日本語はとても面白い言語だと思います。」と多くの学生の声を聞きますが、その理由は何だと思いますか?・・・漢字がかっこいい&おもしろい、擬音語や擬態語がたくさんある、方言が色々ある、、、など、学習者によって様々で、先日はフランス人のRさんが「日本語が世界で一番“速い”言語だから」と言っていました。彼によると、日本語は読みの速さ、情報を伝える速さなどにおいて一番速い!らしいのです。

 「日本語が世界で一番速い言語?!」-少し疑いながらも、すぐにインターネットで検索してみると、確かにそのような実験結果がありました。でも「1秒あたりの音節数が…」なんて難しそうな研究結果を見てもピンと来ません。ただ日頃の会話を振り返ると、その理由が分かるような気がしてきました。

 漢字があるおかげで、目で見て速く読めるし、「目は口ほどに物を言う」という言葉があるように、私たち日本人は自分の感情を細かく表現しないことが多いせいかもしれませんね。

今日もまた学生のおかげで、日本語について新しい捉え方を知ることができました。

日本語を学んでいる学生もまた面白いものですね。