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2012年8月17日

新しい在留管理制度

日本語教師の田中です。

 今年の7月9日より新しい在留管理制度が始まりました。これまでの外国人登録法が廃止になり、留学生をはじめ中長期滞在の外国人には新たに「在留カード」が発行されます。これにより留学生にも住民基本台帳が作成され、住民票の写しなどを取得することが可能になります。ただし、これまでそれほど厳しくなかった転出や転入の届出などがきちんとなされないと罰則の対象となるなど、留学生にとっては何かと大変な手続きもあるようです。

逆に、新たなシステムとして「みなし再入国」が始まりました。これまで留学生(外国人全般ですが)が一時帰国する際は、その都度入管に出向いて「再入国許可」を受けなければなりませんでした(忘れると在留期限内であっても再入国は不可)。しかも許可を受けるのに毎回3,000円の手数料。留学生にとっては決して安くはありませんでした。

しかし、新しい制度ではわざわざ許可を受けなくても、パスポートと在留カードを所持していれば日本への再入国が認められます(出国カードにみなし再入国を希望するかどうかのチェック欄があるので、そこにチェックを入れなければなりませんが)。もちろん、手数料はかかりません。

 と、このように日本語教師は日本語を教えるだけではなく、留学生に関する法令や制度の変更などもしっかりと把握し、適切なアドバイスをしてあげることも大切な仕事です。制度変更の詳細は入国管理局のホームページで確認できますので、日本語教師を目指す皆さんは一度ご覧になってください。