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2013年2月19日

教科書テスト

日本語教師の池田です。

先週、担任をしているクラスが初級の教科書を終え、教科書1冊まるごとを出題範囲とする「教科書テスト」を行いました。

文法はもちろん、読解やオーラルテストもあるのですが、オーラルテストでは大体300字~400字くらいの読み物を学生に読ませます。

別室に呼び出され、マンツーマンでテストをするという緊張もあるのか、ほとんどの学生は途中で言葉を詰まらせたり漢字が読めなかったりするものです。

 しかし、ある学生は一度も止まることなく、誰よりも流暢に読み上げました。

実はその学生、1年前に日本へ来たとき は「あいうえお」も「こんにちは」もわからず、授業中もボーっとしていて、他のクラスメートよりもかなり遅れをとっていたのです。

1年でかなり話せるようになり、テストの点数もクラスの平均点くらいは取れるようになっていたのですが、成長した彼を見て、改めて嬉しく思いました。

思い切り褒めてあげると、彼も嬉しそうに「先生のおかげです。ありがとうございました。」と言ってくれました。

こんなとき、日本語教師って本当にやりがいのある仕事だなと感じます。