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2014年2月13日

いつになく真剣です!

こんにちは。日本語教師の田中です。
NILSでは今、2月28日に実施される「学習発表会」に向けて、学生たちはその準備に取り組んでいます。

「学習発表会」では学生たちがこれまでに学習した文法や語彙、表現を使って短い劇を行ったりプレゼンテーションを行ったりします。もちろん、学生たちが学習したことをどのくらいうまく取り入れているのか、そしてそれを正しく使うことができているのか、また発音やイントネーションが自然な日本語なのか、などいくつかの項目で審査し、表彰を行います。

学生たちにとってはこれまで学習したことがしっかり定着していることを発表する場ですので、真剣そのものです。審査する側としてはみんなに優秀賞をあげたい!と思ってしまうくらい、みんな熱心に取り組んでいるんですよ。特に卒業生にとってはNILSでの学習期間の総仕上げです。在籍期間が最も長い学生で2年。なかには日本語能力試験N1に合格した学生もいます。日本人の私たちでさえ驚くような立派な発表が期待できるのも楽しみの一つです。

この学習発表会。別の見方をすると、私たち日本語教師の指導が十分だったのかどうか、その反省材料にもなります。私たち日本語教師にとっては1年で最も重要な行事なのかもしれませんね。

さあ、準備が着々と進んでいますが、クラスによってはどんな発表にするのか固まっていないところもあるようですが、おおむね、方向性は決まっている様子。おっ!今、目の前でプレゼン準備のため、インターネットで何やら調べている学生が。

う~ん…、声をかけられないぐらい真剣です。何を調べているのか気になりますが、当日の楽しみにとっておきます。