スタッフブログ

2015年1月6日

クリスマスプレゼント

あけましておめでとうございます。日本語教師の平田です。
新年早々ですが、去年のクリスマスの話です。
例年、クリスマス会(年末会)で、学生全員にお菓子のプレゼントをあげていましたが、今回は特別に奮発して(?)マグカップとタオルのセットを用意しました。ただ、それだけでは少し寂しいので、先生たち全員に学生へメッセージカードを書いてもらいました。先生たちは授業の合間の時間でカードの準備もしなければならなかったので、大変でしたが、そこは愛する学生のため、先生たちも喜んで協力してくれました。
それぞれの先生ごとに似顔絵を書いたり、シールを貼ったりして可愛らしく仕上げる先生もいれば、「冬休みはしっかりと漢字を書いて覚えるように」など、長期休暇に向けた勉強法を書き込む先生もいて、かなりバラエティー豊かなカードに出来上がっていました。私も教えている5クラス、80人に心こめてメッセージを送りました。80人に一人一人違うメッセージを書くのは少々骨が折れましたけどね(笑)。

そして冬休み前の授業最終日。冬休みの注意事項と宿題を渡したあとにプレゼントとカードを渡すと学生たちはとても嬉しそうでした。カードを見ながら、読めない漢字があると「これはなんて書いてあるんですか」と質問したり、学生同士で見せ合って良いことが書いてあると自慢したり、冬休みの宿題を渡したときの顔とは違ってとても生き生きとしていました。プレゼントはもちろん喜んでいましたが、やっぱり心がこもったカードの方が嬉しかったみたいですね。そういう学生たちの顔を見ていると、苦労した甲斐があったなと思います。

もうすぐ冬休みも終わって授業が始まりますが、元気な顔の学生と会うのが今から楽しみです。それまでは授業準備で大忙しですが、これも日本語教師の務め、良い授業にするために一生懸命、頑張っていきたいと思います。