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2018年7月17日

七夕会

こんにちは、日本語教師の十島です。7月7日は七夕でしたね。
NILSでも毎年『七夕会』という行事があります。去年までは学校で七夕の説明をしたあと、後日別の会場を借りて『七夕会』を行なっていました。日程は1日かクラス数が多かったときは2日間で行ない、内容としては、茶道・書道・折り紙体験を行なっていました。人数が少ないときは、希望者のみ浴衣を着させたりもしていました。そして、学校で外部の方から持ってきていただいた笹に自分が書いた短冊や自分で折った折り紙を飾り付けていました。
ただ、今年はクラス数が多く、別会場での実施が難しかったため、学校で行なうことにしました。当日は書道の授業が90分とホームルームで90分とり、七夕の説明・短冊書き・折り紙体験を行ないました。

書道はいつもお願いしている先生をお呼びし、学生たちに書道を教えていただきました。学生たちは線を書く練習をした後、好きな漢字を色紙に書いていました。学生の数名は入学時に漢字で当て字して作った印鑑を先生に見せて、先生に自分の名前の漢字を書いてもらっていたようです。さすがに自分で書くには難しかったようですね(笑) 教室に行くと、みんな自分で書いた色紙や先生にかいてもらった自分の名前を見せに来たので、楽しく書道体験ができていたように感じました (^-^)

折り紙・短冊書きの方は、私も自分のクラスで行ないましたが、短冊に試験のことや家族のことなどいろいろな願い事を書いていました。折り紙は七夕の説明と短冊書きの後で行なったので、私のクラスではなかなかうまく作ることができず残念でした。20名に折り紙を教えるので、パソコンの画面で折り方をアニメーションで説明しているウェブサイトを一緒に見ながら星を折ってみたのですが、器用な学生数名しか完成できませんでした (><) 残りの学生にも完成させてあげたかったのですが、少ない時間で十数人一人ずつに折り方を説明するのは中々難しいですね (^^;; 私のクラスはネパール人のクラスで、国で折り紙をやったことはなかったと聞いていたのですが、赤色と緑色の折り紙で何も見ずにチューリップを折る学生もいたので、母国の学校でしていた学生もいるようです。

私のクラスではあまりうまくできませんでしたが、他のクラスでは新聞紙で兜を作ったり、星を作っていたりしていました。特に兜を気に入る学生が多く、頭にかぶせながら、笹に短冊を飾り付けている学生もいました。
今年の『七夕会』は準備が結構大変でしたが、うまくいったようでよかったです。