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2012年3月26日

好きこそものの

日本語教師養成講座担当の下川です。

mackerelはサバ、flatfishはカレイ、rock fishはカサゴなど、ほとんどの魚の名前を日本語で言える学生がいます。彼女は以前アラスカで漁船に乗り、魚の研究員をしていたそうです。そこでは日本語は必要ないのですが、彼女はどうして日本語の魚の名前を覚えたのでしょう?

それはとっても簡単な答。
①日本がとても好きだから
②日本語にとても興味があるから
③知り合いの東北地方の漁師さんと日本語でたくさん話したいから

この「日本が好きで、日本人と日本語でコミュニケーションをとりたい」という一途な思い。「好きこそものの上手なれ」ですね。

学習動機は人それぞれですが、学生たちの日本語学習に対する熱意は凄まじく、日々感心させられます。休み時間に専門的な質問を浴びせられて、タジタジになることも珍しくありません。日本語教師なれども油断できません。

先述の学生は最近日本語の『魚・貝の図鑑』を購入して、休み時間には楽しそうに眺めています。