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2012年8月29日

国民性

NILS日本語教師の石田です。

 先日、学生達に”国民性”について聞いてみました。

4ヶ国の学生達が集まるクラスでしたが、外国に対して、どこの国にも似たようなイメージがあるようです。

 例えば、イギリス人(男性)は”紳士”。

ドイツ人は”真面目”で”仕事が丁寧”。

オーストラリア人は”おおらか”。

もちろん「本当はそうじゃない!」と批判的な学生もいましたが・・・

そこで、世界的に有名な「タイタニック号」が沈むとき、救命ボートが足りず後回しにされた各国の男性達を納得させるために船員がこう言ったという有名なジョークを紹介しました。

 イギリスの男性には「あなたは紳士です!」

ドイツの男性には「これはルールです!」

アメリカの男性には「あなたはヒーローです!」

 こう言われると彼らはおとなしく、しかも誇らしげな顔をして納得したという話です。

学生達は「おお~っ!」とおもしろそうに聞いていました。

 じゃあ、1人だけ乗っていた日本人の男性には何と言ったでしょう?学生達に聞いてみると、様々な意見がありました。

日本で暮らしている私たちには見えない日本人の姿が、彼らには見えているんでしょうね。