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2012年12月4日

アルバイト始まる!

日本語教師の田中です。

10月に入学した留学生たちのアルバイトが続々とスタートしています。

日本語力が十分でない留学生は、接客などのアルバイトはまだ難しく、来日して1~2ヶ月の留学生ができるアルバイトは工場内作業が中心。弁当を作ったり、商品を仕分けたり、などなど。

週28時間以内の労働は資格外活動許可を得ることで認められますので、留学生にとっては日々の生活費、また進級時や進学時の学費の一部となります。日本人学生のように飲みに行ったりカラオケに行ったりするなどの娯楽に使う余裕はなく、ひたすら自分たちの生活のために働くといった具合です。

留学生の出身国と日本とでは物価が大きく違いますので、当然、彼らにとってはすべてが「高い」といった印象でしょうね。

 ただ、新入生全員がスムーズにアルバイトを始められないのも現実です。

面接をしても「日本語が不足している」ため、採用に至らないケースも。奮起して、日本語力アップを目指してほしいものです。また、「時間厳守」など日本人にとって当たり前と思われるようなことにさえ、留学生は慣れるまで数ヶ月を要するのも事実。

学校生活だけでなく、アルバイトを通して日本の社会のルールや慣習を学んでもらえればと思います。