検定情報ブログ

2023年7月12日

日本語教育能力検定試験 -試験Ⅲの概要-

試験Ⅲの概要

このセクションは試験の中で最も長い120分100点で設定されています。(記述問題20点を含む)
最大の特長としては、試験Ⅰ・Ⅱ・Ⅲのマーク形式の部分で上位60%以内に入らないと記述問題の採点はされない、という点です。
記述式の心配をする前に、マーク形式の部分で上位60%に入る、まずはこれからスタートです。

範囲は?

“原則として出題範囲の区分横断的な設問により、熟練した日本語教員の有する現場対応能力につながる基礎的な問題解決能力を測定する”
が主催元の試験Ⅲの目的となっています。
試験Ⅰの知識問題から、実際の日本語指導の場面で起こりうる問題への解決方法について横断的な知識が問われます。

試験Ⅲの記述問題はどんな形式?

試験形式:記述問題で「複数キーワードの中から最低一つを含めて記述する」の形式が復活
対策のポイント
今年度の記述問題のテーマは、「評価の方法」について400字以内で考えを述べるものでした。キーワードが5つ与えられており、それらのうち、1つ以上を使いそのキーワードをどのような意味で使っているかを明らかにしつつ述べる形式でした。

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