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  3. 勝川浩之の、「日本語教師」とはなんぞや!?

「ライブ授業(オンライン)」-オンラインを使った初日授業よりー

みなさん❗
新型コロナウイルスによる様々な変化が生活にも侵食していますね😭
いかがお過ごしでしょうか。。。

当校の授業も、桜咲く4月1週目だけ受講生さんみんなマスクで授業を行いつつも、
2週目を休校とし、3週目から「ライブ授業(オンライン)」を始めました💻✍

ZOOM授業②

 

 

 

 

「ZOOM」というオンラインミーティングのアプリを使った授業です。
当校の受講生さんにとっても「初日」の授業で、
前日までに基本操作を当校事務より学んだとはいえ、
その操作なども確認しながら「こんなことができる」という点に特化して
10分の授業動画に編集しました✨✨✨
 ↓  ↓  ↓
『ライブ授業(オンライン)初日授業』(クリック♪)

いつも授業における生徒さんとの距離、生徒さん同士の学び、
生徒さん同士での問題解決などを心がけている私にとって、
IT(情報技術)を使った授業例は、講習会など見てきましたが、
どれも私の理想の授業は不可能だと思い込んでいました😔

・教師による一方的、知識を与える授業になりがち
・生徒の顔、様子、1人1人がよくわからない
・他の非常勤の先生方を説得できる自信がない
・遠隔授業に必要な環境(PC、ネット、カメラ、マイクなど)をそろえるのに
抵抗がある生徒さんを説得できるか
などがすぐに浮かびました。
何か変化があるときに、ただの強制だけだと、
生徒さんも教師にも不満ばかりで、退学希望がどんどん出る・・・と思いました。
なので、遠隔授業に変わることで「今までになかったメリット」を見出すために
相当研究しました。

ZOOM練習

 

 

 

 

スタッフが授業中でのサポートも
してくれたおかげで、
ようやく「よりよい授業」ができたと思います。
遠隔授業の1週目は、私にとっても普段の授業になるべく近づけようという思いが
強すぎたために、オンラインではうまく反映されないことが多く失敗が多かったです。
オンラインだからこそできる機能を少しずつ理解できて、
2週目あたりから、受講生さんからも【好印象のコメント】がどんどん来ました。
・遠隔授業で生徒同士でディスカッションができるとは驚き!
 通常授業では近くの受講生同士で話すので、オンラインだと、
 いろんな人と3,4人だけで話せるという安心感もあっていい👍
・動画や画像の視聴が、クラスだと時々部屋の照明や遠い席だと見づらいことも
あったが、オンライン
だとそれが解消❗❗
・もしかしたら、クラス授業よりも集中できて、あったという間の授業時間💕
・こういうPC操作そのものが苦手で、嫌いなイメージがあったが、事務さんの
ヘルプ、
先生方の授業で使っているうつに操作も慣れてきて、いつか自分が教師に
 なってからもこういう授業ができそう、とも思えるようになった👍
・実際のホワイトボードの文字が、初日は細くて見づらかったが、次からは太字に
なっていた
ので、何も問題がない🎶

・全て「機械」的な授業になると思っていたが、実際に教室で先生が
 日本語の教え方の実践などもしてくださり、デジタルもアナログも両方あってよい💕
・クラスだと後ろに座れば、他の受講生さんの頭しか見られないが、
 オンライン授業だとみんなの顔が見られてよい💕
・遠隔授業なのに、むしろクラス授業よりも距離が近く感じられて、
 スタッフ、先生方に感謝です😄😄
・目が疲れることもあるので、通常の10分休憩を15分休憩にしてくれて、感謝です😊
・日本語の発音の仕組みなど、先生が模型や自身の口で紹介してくれわかりやすいが、
 それでも広い教室だと遠くて困っていたが、オンラインだと間近に見られるので、
 よりわかりやすい😉
・ZOOMが一方的じゃなくて「双方向」の授業ができるアプリだったことを
 初めて知った😆

一方で、
・普段からチャットなどしたことがないので、質問の答など対応が難しく
 申し訳ない気持ちに😫
ネット環境が悪いので、動画がカクカクして見づらい😔
・家での授業参加はありがたいが、同じように「Stayhome」を強いられている
子供から離れて受けるのが難しい
し、子供も学校の遠隔授業を受けている時間と重複
 してしまう。
・教室のホワイトボードにいろいろたくさん書かれると、見やすければいいのですが、
 カメラの性能でより見づらい場合、けっこうつらい💦
・正直、顔などみんなに見られるのはイヤ💦
などのご意見もいただきました。
これらも、「チャットも慣れてきた」「外見の補正」などで解消されたものも
ありますが、
ネット・PC環境などは、各受講生さんの所有物のことなので、未解決問題もあります。

ただし、当校ではどうしてもオンラインの遠隔授業に抵抗がある方にも、
別で私がエア授業をして、それを編集した動画をYouTubeにあげて、
受講生さんのペースで少しでも安心できる環境で授業を受けてもらうよう
努めています。
エア授業

 

 

 

 

日本語教師養成講座の受講中に、このような「Stayhome」になったから行った
遠隔授業ですが、こういう授業が受けられてよかった!こういう授業を
日本に来られない外国人に日本語の授業としてやってみたい!と思われるように、
「ピンチ」を「チャンス」にして、より精進したいと思います❗❗

今回は日本語教師養成講座での授業、「音声学」の授業の様子を少し見ていただこうと思います発音」の知識や「発音指導」のテクニックを教えるのが「音声学」という科目です。養成講座の受講生さんには、日本語を教える現場に出て、初めのうちからしっかり発音指導ができる教師になってほしいので、私もとても力を入れている科目です。  ⇩  ⇩
『音声学の授業』(☚クリックすると動画が見られます)
onsei

 

 

 

 

 

 

 

 

音声学の授業を受ける受講生のみなさんは、どうも「難しそう」「専門用語覚えるの大変そう」「英語の授業で発音苦手だった」「母語の日本語の発音も自信ない」「過去の日本語教育能力検定試験の音声の問題を解いてみたが、全然わからない」という悲痛な感じで授業を受ける方が多いです
「わからない」「できない」から授業を受けるわけであって、それに対して「わかりやすく、できるようにする」のが教師の仕事です。ただそれだけを考えて授業をしています

私自身、中学から吹奏楽部で音には敏感でした日本語教師としてデビューした時から「発音指導」には力を入れてきました。しかし、初めのうちはネイティブ日本人の私の後に発音させたら、その通り発音してもらえるかと思っていたんでしょうね。あまり工夫した発音指導はできませんでした
3年前の記事に同様の内容があります。
👇  👇  👇
♪発音指導♪

外国語を習っていて、その発音がきれいだととてもうれしいですよね。その指導ができる日本語教師はとても魅力的な仕事なんですよ。みなさんにもぜひこの仕事の魅力をお伝えしたいです

さて、海外2か国目は・・・・カナダです
カナダの西部にあるバンクーバー島の南部に位置するビクトリア。カナダの最南端ですが、横に大きい国で最南端という表現はあまりしませんね

まず、どうしてカナダを希望したかというと、
・よく小さな島国と言われる日本で生まれ育ったので、大きな国土で生活して、その人た ちの文化、考え方など体験したかった(とはいっても日本の国土の大きさは世界で約60番目。でも、なんか我々自身、日本を小さな国と思い込んでしまいますね)。
・植物学者の兄がイギリスを好きで、その影響か、イギリス色の強いところで生活してみたかった。
・それまでの大阪、韓国、群馬での日本語学習者はアジア圏が多く、白人は数名しかいなかった。
などの理由が挙げられます。

私のような「英語が話せない」者は、基本的には日本語教師としての欧米諸国での就職は難しいと言われます。そして、仮に英語が話せても欧米での就職となるとやはり「大卒」というのも必然になってきますね。アジア圏では大卒じゃなくても日本語教師としても働ける国はありますよ。
なので、私でもスムーズに仕事に就けたのが、「ボランティア」でした。渡航費から、生活費、教材コピーももちろん自腹で、授業の給与もありません。就労じゃないので、ビザはいわゆる「観光ビザ」で行って、日本語教育に携わりました。よって、私が赴任した学校、というより「日本語教室」も、安めのお月謝で通っている学生さんでした。
(左上:初級中 左下:中級 右上:ゼロ初級 右下:上級)
学生たちと

 

 

 

 

 

 

 

 

まず日本語授業での一番の思い出は・・・
それまでの「日本語教師としてのビリーフ(信念)が崩壊」したことです。群馬編でも「学生の何ができるようになる?」という考え方を持たせてくれるエピソードがありましたが、ここでもいい意味で自分を変えることができました。以前よりさらに私の授業は「使える日本語」という授業になり、学生からも好評をいただけるようになったので、私としてはボランティアといえども、カナダでもますます学生が「日本語が使えるようになる」授業を展開しました。
しかし、事件は起こりました。ある学生さんが急にこんなことを言ってきました。「ひろ先生。私はあなたの授業スタイルはいいと思う。しかし・・・・私には合わないようだ」のような内容を英語で言われました。英語が苦手な私は真意を理解するのに何度も聞き返して確認しました。すると続けて、「確かに使える日本語はいいが・・・残念ながら、私の周囲、ここビクトリアには使う相手、日本人がいないのだ」と。
愕然としました。ネイティブ日本人の日本語教師の私なので、当然、私から習う学生さんは、みんな日本語が使えるようになりたいと思っている、と私が決めつけていたんです。
そんな授業よりも、
学生A:このビデオ(どこから取り寄せたか、『ああっ女神様』『きまぐれオレンジロード』といったちょっとオタク系のアニメ)のセリフを通訳、英語でストーリーを説明してほしい。
学生B:私は料理が好きで和食のレシピの本を持っているんだが、ふりがなもなく漢字ばかりで、文法も難しく、翻訳してほしい。
学生C:私は合気道をやっているが、すぶりをするときの掛け声で「1・2・3・4・・・」を「いち・に・さん・し」と言うべきか「いち・に・さん・よん」と言うべきか、教えてほしい。。。

合気道


というどれも直接日本人と会話するときにあまり必要とは言えない要求を言われました。
でも、このおかげで私は気づきました。学生の満足度はそれぞれ違うんだと。何より、学生のニーズなどをはじめにちゃんと聞かずに、私が勝手に「使える日本語」を身につけたら学生は喜ぶと思い込んでいたことに問題があったのです。よくJFL(外国語としての日本語)JSL(第2言語としての日本語)という表現がありますが、もちろん日本に来て日本語を学んでいる人にはJSLが必要でしょうが、日本には行かず、また日本人に使う機会がない人には、日本語を外国語として、知識教養として学ぶことが楽しいと思っている方もいることに心から気づきました。自分が外国にボランティアとして行ったからこそ、こういう学生さんに出会えたので、とても大事なことを教わりました。学生がどんな日本語を学びたいと思い、またどんな日本語が必要なのか、これらをじっくりと分析してこそ、よりいい授業ができることを学べました。

ビクトリアの街並みは、それまでの私の生活環境にはまったくないものでした。家を出て買い物に行くだけで、そこは植物園をまわるような毎日でした。他に、ボランティアで音楽療法活動をやっていた私は、高齢者が住みやすいことで有名なビクトリアの老人ホームを訪れ、施設を見学しダンスパーティーに参加。滞在中にハロウィンがあったので、即席で作った仮装でパーティーに参加。学生の親戚が山一つ持っていて、1日中乗馬させてもらったり。写真はありませんが、郵便局員が歩いて郵便物を届けていたり。実に「ゆっくり」時間が過ぎていく街がとても刺激的な3ヶ月でした!

乗馬

その後、いったんまた群馬に戻り、生活費を稼ぐ必要もあるため、再び、ビジネスマン対象に日本語を教え、次の「台湾・幼稚園で保育士&日本語教師」へと続きます。乞うご期待!

教務主任の勝川です。
先日、圧倒的な就職率を誇る当校の名物イベントとなっております、
就職セミナーが行われました。
私からまずは「一般的な日本語教育の就職までの流れ」を
説明した後に、今回は過去最高の延べ10校の日本語学校様が、
募集説明を行い、当校の受講生に直接「応募」を呼びかけて
くださいました。
当校の受講生が、こんなに現場の日本語教育機関から望まれていることを
とてもうれしく思い、お越しいただいた日本語学校の方々に
心より感謝申し上げます。

【1校目 JILA(日本国際言語アカデミー)様
当校に教育実習でのモデルスチューデントの手配、
授業の見学・参加などのイベントも提供してくださり、
当校修了生も活躍中のJILA。
また初級使用テキストが、最近勢力を広めつつある
「できる日本語」ということもあり、その使い方の
説明などもあり、大変勉強になりました。
JILA1

JILA2

井上先生山口先生、とても丁寧な御説明、
誠にありがとうございました。

【2校目 福岡国際学院様
とても歴史があり、当校修了生も活躍している学校です。
昨年度の卒業発表会に招待されて伺ったのですが、
その時の学生さんたちの「自主性」を重視した学校の方針が、
非常によく伝わってきました。
まずは、岩元校長先生より学校説明のみならず、
最近の留学生の母国で多い、ネパール、ベトナム、スリランカなどの
日本語教育事情のお話まで、実に奥深く話してくださいました。
とてもためになる話でした。ありがとうございました。
今の日本語教育は、「日本語を教える」だけじゃない、
異文化を教えることだ」というお言葉が印象的でした。
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続いて教務主任の和多先生
『できる日本語』という
使用テキストの詳しい説明から、学校でどのようにして
留学生を勉強できる環境へと適応させているか、などのテクニックまでも
紹介してくださいました。
fukukokusai2
希望者には、授業・学校見学を開いてくださるとのこと。
受講生の皆さん、積極的に就活しましょう!
両先生、誠にありがとうございました。

【3校目 FLA学院様
事務を担当なさっている苗林(ミョウリン)先生が、お忙しいところ
来てくださいました。
その明るいキャラクターで、実に楽しい説明会でした。
校舎を建てる際に、スタッフみんなで「ホテルみたいな学校を・・・」
という声で建てられたように、私も数回お邪魔したんですが、
床がいつもピカピカで、おしゃれで美しい内観の日本語学校です。
採用された教師には特に研修などはないようですが、
それは各教師の方針などを尊重している、自由な気風が伝わる学校です。
もちろん、相談に応じてくれる先生方もいるそうですよ。
応募後、授業や学校見学もありますよ。
苗林先生、誠にありがとうございました。

FLA

 

【4校目 アジア日本語学院様
長住にあるアジア国際学院からお越しいただいたのは、
ベテラン教師で、教師育成、日本語指導にも定評がある伊藤先生
20年前には10校ほどだった日本語学校も今では60校ほどになった、
など福岡の日本語教育の歴史も話してくださり、とても興味深い
説明会でした。
閑静な住宅街に立地する学校だけあって、落ち着いていて真面目な
学生さんが多いそうです。
8月いっぱいは応募関係なく、授業見学も可能だそうです。
九日連(http://blog.goo.ne.jp/kyuunichi)主催のイベントに
参加の際にはその参加費用が学校から出るなど、
非常に学校自体が勉強熱心だということがわかりますね。
今回は面接、教案提出のみで模擬授業はないようです。

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伊藤先生、誠にありがとうございました。

【5校目 GAG日本語学院様
新しい学校で、教師同士の信頼関係を重視しているGAG日本語学院。
お二人いらっしゃった吉留先生(左)と川鍋先生(右)を見ると、その様子も
とてもよくわかりました。
GAGとはベトナムにあるジャイアン日本語学校はじめ、
そのグループの総称で「Giang Anh Group」の略だそうです。
GAG

普段の授業では「習ったことを活用させて生きた日本語に」という
コンセプトがとても印象的でした。
当校での教育実習がまさにそういうスタイルなので、
当校の修了生なら十分にお役に立てるのでは、と思いました。
30年のベテラン先生がいるにもかかわらず、外部から講師を招いて
勉強会を行うなど、とても勉強熱心なスタッフの方々のようです。
互いの勉強のためにと授業見学をし合うなども印象的でした。
普段からの信頼関係なしにはできないことでしょうね。
両先生、誠にありがとうございました。

【6校目 久留米ゼミナール様
福岡でも老舗の久留米ゼミナール。
まずは教務主任の菊池先生(左)から学校、授業の説明がありました。
当校でのご説明も何度かある菊池先生ですが、
今回はさらに情熱的で、笑顔いっぱいのプレゼンでした。
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続いてはスペシャルゲスト、いえ、当校の修了生で
現在久留米ゼミナールで担任講師として大活躍の楳原(うめはら)先生(右)の登場!
NYA受講生のころと同じ優しい笑顔がある中で、日本語教育の現場を語る
楳原さんの姿には、目が熱くなりました。
両先生、誠にありがとうございました。

【7校目 福岡国土建設専門学校様
当校から近いところにあり、当校の「実習」の授業のときに
ほぼ毎回モデル学生を調整してくださっている福岡国土建設専門学校、
教務主任の門司先生が来てくださいました。
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長年、福岡で日本語教育の現場にいらっしゃる門司先生のお言葉には
非常に説得力があり、また養成講座受講生の立場に立って、
簡潔にわかりやすく説明してくださいました。
就職時の模擬授業では、未経験だからとって委縮することなく、
バイタリティ溢れる、ユニークさ採用基準!と言ってくださいました。
現在、当校の修了生が一番多く活躍している学校です。
門司先生、誠にありがとうございました。

【8校目 福岡YMCA日本語学校様
あの世界的に有名なYMCAグループの福岡YMCA日本語学校。
日本語教師デビュー4年目のとてもフレッシュな河野先生
お越しくださいました。
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YMCAでは、天神校七隈校の二つがあり、天神校は生活者対象の
日本語クラスなので、様々なニーズに応えられる教師が求められるようです。
中でも、看護師・介護士として来日した外国人への日本語授業や、
必要に応じて学生の母語を使っての間接教授法などもあり、
こういうスキルがある人も活躍できそうです!
当校修了生も活躍中!
また、七隈校はいわゆる日本語学校スタイルで高等教育機関への日本語
予備教育機関のようです。
七隈校ではボランティア登録もしていて、誰でも参加できるようです。
様々な学習者による作品を持ってきてくださり、
参加者も食い入るように拝見させていただきました。
河野先生、誠にありがとうございました。

【9校目 富士インターナショナルアカデミー様
今回で3回目のご参加となりました、富士インターナショナルアカデミーの
総務の渡邉先生(右)。そして以前私が勤めていた養成講座の受講生でもあり、
現在新人教師への指導をなさっている高島先生(左)がお越しくださいました。
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富士では教師が安心して教務に専念できるように環境づくりをしている話が、
とても印象的でした。
何か問題が起きたクラスにはチームティーチングを行ったり、
新しい試みをどんどん行っているようです。
学習者を好きになってくれる方に来てほしいようです。
授業見学もできるそうで、希望者は勝川に一声かけてくださいね♪
渡邉先生、高島先生、誠にありがとうございました。

【10校目 九州外国語学院様
西日本で日本語学習者が一番多いと言われている九州外国語学院の
副校長照山先生と指導部長鈴木先生がお越しくださいました。
照山先生によると、最近中国の学習者が減っている傾向の中で、
中国400人も在籍し、延べ800人以上、朝昼合わせて40クラスが
稼働している学校だそうです。
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よって事務と教務の分業がしっかりしていて、教師には安心して授業ができる
ように環境づくりを徹底していてるそうです。

鈴木先生からは、現場の授業のことをより詳しく説明がありました。
日本語学習者が一番最初に習う「_は_です」という文型を知識として
与えるのみじゃなくて、学習者の目線で、素敵な自己紹介ができるようにする、
という授業を日々勉強できる人に来てほしいそうです。
また、未定ですが、学校見学のイベントを検討中だそうです。
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実施の際には、こちらの大谷書店さんのHPで発表されるとのこと。
http://otanishoten.jp/event.htm
要チェックですよ!
照山先生、鈴木先生、誠にありがとうございました。

最近の日本語教育業界では、ネパールや東南アジアからの留学生が多く、これまでよりも顕著に「働くために」日本に来た、というタイプが増えています。そこで求められているのは、すぐに外で「使える日本語」を身につけられるような授業ができる日本語教師、日本語学校が求められています。

当校NYA日本語教師養成講座では、以前よりこのような時代に対応するべく、
↓ ↓ ↓ にあるような授業ができる教師を養成しております。
たった10時間で日本語が話せる!?
ぜひ、クリックしてご覧ください。

日本語教育の現場で「使える日本語」を身につけられる教師を
目指したい方、ぜひ当校で一緒に勉強しませんか?
当校では、このようなイベントはじめ、受講生さんの夢の実現のお手伝いに
全面サポートいたします。

さあ!当校の日本語教師養成講座もいよいよ10月スタートクラスの開講間近です!
当校学校説明会を、
9月12日(火)19:00~20:30(大橋校)
9月13日(水)19:00~20:30(小倉校)
9月25日(月)14:30~16:00(大橋校)
にて行います。

各場所はこちらでご確認くださいませ。
↓  ↓  ↓
https://www.ny-academy.com/about/#map

どうぞお気軽にいらっしゃってくださいね!*^.^*

本日、KOSEI INTERNATIONAL(ホテルのアメニティグッズ生産会社)の
成田先生と、グエン社長がお越しくださいました。
迎えた私だけがなぜかベトナムっぽい服装でした・・・。

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福岡で日本語教師の資格を取った成田先生はベトナムに渡り、
その後、主にベトナム人技能実習生への日本語教育を行い、
その経験を生かして、新たなプロジェクトを立ち上げました。

最近、日本語熱にあふれるベトナムにて、ネイティブ日本語教師も
増加しているが、残念ながら契約途中で帰国する人が多く
問題になっているようです。
そこで、まずはベトナムでの短期間ボランティア日本語教師の経験、
というプロジェクトです。
 生活に慣れてベトナム人との交流をはかりながら、
それで心身ともにやれそうなら、正社員としての採用などに
つながるケースもあるとのことです。
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私も過去海外では、韓国、カナダ、インド、台湾での日本語教育の
経験がありますが、私の周囲では確かに赴任先での国の文化に
適応できなくて、志半ばで帰国する日本人日本語教師を見てきています。
ですから、このプロジェクトはとてもいいと思いました。
成田先生の熱く、また飽きさせない話し方などは、
教師を目指す当校の受講生さんにとっても、あっという間の1時間でした。

現場のいくつかの日本語学校から赴任先が決まり、
朝3時間と昼3時間、月~金で、主に会話練習などを担当するそうです。
文法解説などは現地のベトナム人日本語教師の仕事だそうです。

求める人材は、ベトナムのことを好きでいてくれる人で、熱意があれば、
なんとかなり、きっと大丈夫!とのことです。

現地での住まい、授業の風景などの様子はFACEBOOKで
『KOSEI International 日本語ボランティア』という所で、
詳しく見ることがききますので、ぜひ、みなさまも
ご覧下さいまで!!

当校からのささやかなプレゼント贈呈
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本当に貴重なお話、ありがとうございました。

最後に顔出しOKの参加者との記念撮影♪

DSC08249 (1500x1183)

 

 

先月の話ですが4月になり、おかげさまで新たな受講生さんにも恵まれ、
当校も新年度を迎えることができました。

事務員にも新たな社員が増えて、心機一転です。
また、これまでの大橋校のみならず、博多校、小倉校でも、
当校の授業が受けられるようになりました。

これも、昨年度当校で受講した受講生さんの頑張りあっての
ことです。修了したみなさん、本当にお疲れ様でした!

【中上級実習後の記念撮影】
2016,12初級実習昼

 

【修了式・昼コースの皆さん】

【修了式後、打ち上げを行い、再度挨拶にいらした時の昼コースの皆さん。
さらにいい顔です♪】

【修了式・夜コースの皆さん】

【修了生で事務の三澤さんも卒業♪】

NYA日本語教師養成講座では毎月入校可能です。
学校説明会も毎月実施しておりますので、どうぞお気軽にお越し下さいませ!
↓  ↓  ↓
https://www.ny-academy.com/seminar/#sec01

 

 

 

 

月日の経つのははやいもので、年度末、新年度という教育現場でも非常に慌ただしく
過ごした日々も、少し懐かしく思えてくる5月に入りました。
ちょっと落ち着いてきたここらで振り返ってみようと思います*^.^*
3月前半は、就職や当校実習時のモデル学生、お世話になっている日本語学校様から、
よく卒業式や卒業発表会などに招待されます。
今回私は2校のみの参加となりました。

福岡国際学院 卒業発表会
福岡国際
ほんの一部の写真ですが、総合司会も留学生が行い、
各クラスの発表も研究発表から、歌・ダンス、国発表などジャンルそのものが様々。
自由を謳歌している、というのがとてもよく伝わりました。
留学生が2年間の思い出をコーラスで語るシーンでは、
日本語学校に勤めていた私は、目頭が熱くなりました。
右下の一緒に参加した当校修了生、受講生も喜んでいました。
このうち2名が福岡国際さんで日本語教師デビューすることになりました。
やはりその学校を知ることで、さらに現場に出てみたいという夢も膨らみ、
また現実味も沸いてきますね。

国土建設専門学校 卒業発表会
国土

特に当校での教育実習時にモデル学生をいつも紹介してくださる国土建設さん。
当校修了生も数名が活躍中!
こちらの学校ではクラス毎に、テーマを決め、それに沿って、街に出かけてインタビューを行い、それをパワーポイントにまとめ、全員がそれぞれプレゼンも行う、
いわゆるプロジェクトワーク形式。
ここ数年、その構成力には目を見張るものがあります。
向かって左側に、国土建設さんの校長先生方、当校受講生、インタビュー先の企業の方々。留学生の次の進路先でのことを考え、しっかりと研究する基礎を
大事にしている学校というのがとてもよく伝わります。

このように当校の受講生さんは、日本語教育の現場にデビューする前に、
しっかりと日本語学校の様子なども見ることができて、養成講座で
学んだ知識、実践力のみならずこのような経験も積んで、現場に
出られますよ。当校日本語教師養成講座にご興味ある方は、
こちらの連絡を!
https://www.ny-academy.com/seminar/

では、次の投稿では、当校の卒業式の様子などをお伝えしますね♪

教務主任の勝川です。
先日、圧倒的な就職率を誇る当校の名物イベントとなっております、
就職セミナーが行われました。
私からまずは「一般的な日本語教育の就職までの流れ」を
説明した後に、今回は4校の日本語学校様が、
募集要項を携え、当校の受講生に「応募」を呼びかけてくださいました。

【1校目】富士インターナショナルアカデミー様
こちらの学校は、単独で別の日に行われました。
1年半前のときの父娘漫才のような掛け合いは、
朝から豆まきイベントに留学生を引率した帰りとあって、
控えめでしたが、時間が経つにつれ、だんだんおもしろくなっていきました。
総務の渡辺先生、教務主任の志田先生、まことにありがとうございました。
渡辺先生は、厳しい現実の話もしっかり教えてくださりながらも、
学内の留学生の話になると、まるで本当の親のような表情になり、
苦労もあるけど、この仕事の魅力が十分に伝わる話しでした。
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特に、こういうイベントに初めて参加し、緊張して、なかなか質問がでなかった
当校の受講生に対して、 逆に話をふってくださり、「やり取り」の中で、
学校を説明してくださった志田先生、ありがとうございました。

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【2校目】福岡国土建設専門学校様
当校から近いところにあり、当校の「実習」の授業のときに
ほぼ毎回モデル学生を調整してくださっている福岡国土建設専門学校、
教務主任の門司先生が来てくださいました。
当校の修了生も数人就職しており、大変お世話になっております。

長年、福岡で日本語教育の現場にいらっしゃる門司先生のお言葉には
非常に説得力があり、また養成講座受講生の立場に立って、
簡潔にわかりやすく説明してくださいました。
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当校の受講生にも、失敗を恐れず、 自分がしたい授業をどんどん挑戦してほしいとの
アドバイスまで言ってくださいました。門司先生、ありがとうございました。

【3校目】福岡国際学院様
とても歴史と実績のある学校として有名で、ずっと交流を持ちたかった学校です。
最近の福岡の日本語学校ではネパール・ベトナムの留学生が多いと言われていますが、加えて、スリランカ、バングラディッシュ、カメルーンなどの留学生も在籍する
多国籍の日本語学校としても知られています。
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このような学校の環境や事務的なお話しを実にわかりやすく、現場に出る前の
養成講座の受講生の立場になって、また丁寧な口調でご説明くださった
事務長の保田先生

続いて、使用テキストの詳しい説明から、学校でどのようにして留学生を
勉強できる環境へと適応させているか、などのテクニックまでも紹介してくださった
教務主任の和多先生。授業の配布プリントのファイリングの仕方などから
指導するなど、実に当然のように見えて、見落としがちなことも
教えてくださいました。両先生、ありがとうございました。
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【4校目】福岡YMCA日本語学校様
全国10都市に16校あるYMCAの日本語学校様が、前回に引き続き
ご参加いただけました。
生活・文化理解などに特化した天神校と、高等教育機関進学を目的とした七隈校、
両校の専任講師がお越しになりました。
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天神校の世戸口先生(左)からは、非常に熱心に取り組んでいる姿勢が伝わりました。
韓国、台湾、欧米を中心に、他アジア、太平洋諸国の13か国の学生さんをまとめあげるそのパワーと、学生への愛がとても大きく感じられました。
七隈校の松隈先生はベトナム、ネパールを中心に17か国から来る留学生に、熱心にその進学指導から、様々な授業を実践している姿に感銘を受けました。
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「日日辞書を作る」「日本語で母語を教える」など、いかに「勉強」そのものを好きにさせるかという取り組みはすばらしいと思います。
実際に留学生たちが作った「作品」までたくさんお持ちになって、我々に間近で見せてくださいました。
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パワーポイントでのプレゼン、資料もとても見やすく、わかりやすかったです。
実に楽しい時間までご用意いただきまして、両先生、本当にありがとうございました。

当校では、このようなイベントはじめ、受講生さんの夢の実現のお手伝いに
全面サポートいたします。
さあ!当校の日本語教師養成講座もいよいよ4月スタートクラスの開講間近です!
当校学校説明会を、
2月11日(土)11:00~12:30(熊本校)
2月25日(土)10:00~11:30(大橋校)
3月4日(土)10:00~11:30(大橋校)
3月4日(土)14:00~15:30(小倉校)
3月6日(月)19:00~20:30(大橋校)
3月18日(土)10:00~11:30(大橋校)
3月27日(月)19:00~20:30(大橋校)
に行います。
どうぞお気軽にいらっしゃってくださいね!*^.^*

♪発音指導♪

2017年1月4日

教務主任の勝川です。
日本語を教えるといっても、何をどのように教えるかで、
その成果はぜんぜん違ってきます。
私自身、デビューしたころはそんなに力を
入れていなかったのが発音指導です。
その一番の理由は、どのように発音指導すればいいか
わからなかった、というのが恥ずかしいですが本音です。

デビューした大阪の日本語学校では、とにかく
リピートさせることしか私もテクニックがなかったので、
そればかりやっていました。
それで多少は上手になる学習者もいましたが、
残念ながら、まったく上手にならない人もいました。

そして韓国で教えていたとき、ネイティブ日本人と
ほとんど触れ合う機会のない韓国人日本語学習者は
それまでの学習者と比べて、さらに発音が気になりました。

これではダメだと思い、まずは私自身が大阪出身なので、
共通語アクセントを身につけようと、単語・文レベルで
高低アクセントを意識したのを思い出し、
配布プリントなどに高低アクセントを表記し、
その通り読ませることにしました。
これだけでもなかなかの効果がありました。

次に、母音の音の出し方を意識させました。
よく、日本語教師になりたての人、あるいは日本語教師じゃない
日本人が「あ・い・う・え・お」を発音しようとしたら、
ほとんどの人が、「い」を横いっぱいに広げ、
「う」を唇を丸め突き出すように発音しますね。
しかし、実際日本人が日本語で普段話しているときは、
そんな口をするでしょうか?
「い」はそんなに広げませんし、「う」は「い」より
少しだけ狭くしたような形で、普段は決して丸めて突き出すような形は
しませんね。

さらには私自身も日本語教師養成講座に通っていたとき
習ったはずの「日本語の調音」をあまり現場で生かしていませんでした。
韓国の学習者なら、ほとんどの方が「つ」を「ちゅ」のように、
「ざ・ず・ぜ・ぞ」を「じゃ・じゅ・じぇ・じょ」のように、
語中の「か行・さ行・た行・ぱ行」などは「が行・ざ行・だ行・ば行」
のようになってしまう傾向があります。
なので、私の名前「かつかわ」は「かちゅがわ」のようになります。
では、どう指導すれば「ちゅ」を「つ」になるかなど、
それまであまり考えていませんでした。

これではだめだと思い、口腔断面図を作りました。
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これもなかなかの効果をあげました。

発音がいいと、表記の正確さにも影響すると言われています。
カナダで日本語を教えていたとき、私の帰国に合わせ、ある学習者が私にプレゼントくれました。
そこに書かれてあるのが、「スーパースター」ではなく、
「スーパスター」・・・*^.^*
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実際この学習者は「スーパスター」のように発音していました。
これは私にとってもある意味、宝物で、
部屋でも、いつも目に入るところに飾ってあります。
このような学習者を育てないように、しっかり発音指導しようと
思うようになりました。

その後、OJAD(オンライン日本語アクセント辞典)や、
中国でとても有名でカリスマ教師として大活躍の
笈川幸司先生との出会いなどで、さまざまな発音指導テクニックを
学ばせていただきました。

現在、私が日本語を教えている現場、九州産業大学での
ビジネス日本語会話での自己紹介の授業です。
発音から、姿勢などを指導し、90分授業3回で、
クラス全員に成長が見られました。

授業の様子の動画です。
↓   ↓   ↓
『ビジネス日本語 自己紹介』

当校、養成講座においても、このように実際に現場で役立つ
テクニックなどを伝授いたします。
どうぞお気軽に、学校説明会、授業見学などに
いらしてくださいませ!

NYAニューヨークアカデミー福岡大橋校舎が、
受講生さん・修了生さんのがんばりにより、
順調に実績を上げているので、この度、博多駅すぐ、小倉駅すぐの
場所で、日曜のみの1年間で日本語教師の資格が得られる
クラスが来年2月開講予定です。
12月18日(日)に1回目の学校説明会が
博多校10:00~、小倉校14:00~行われます。
詳細、予約は当校HPにて。https://www.ny-academy.com/
この仕事にご興味ある方、 ぜひお気軽にいらしてくださいませ!
またご興味ある方をご存知の方、ご紹介のほど
よろしくおねがいいたします! *^.^*
日本語教師、心から誇れる仕事です。

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